Web画面経由でファイルをサーバにアップロードする場合、BizRobo!のブラウザエンジン(Classic、Webkit)ではSelect File(ファイル選択)と言うAction(アクション)を使用します。
また、Select File(ファイル選択)によるアップロードファイルの指定方法には、ファイルパスを指定してローカルのファイルをアップロードする方法と、一旦Variable(変数)としてロボット内部に取り込んだファイルをアップロードする方法の2パターンがあります。
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本稿では、後者(Variable(変数)から指定)でアップロードしたファイル(CSV等のテキストファイル)が文字化けした場合の対応方法について解説します。
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WebKit エンジン
- 残念ながらv9.4時点のWebKitエンジンにおいてはファイルアップロード時のエンコード処理に不具合があり、文字化けを回避することが出来ません。どうしてもアップロードしたファイルが文字化けてしまう場合には、以下のようにClassicエンジンを使用するか。v9.6以降へアップデートすることをお勧めします。
- v10.1でも不具合が発生しますので、v10.1からのDefaultエンジンはDevice Automation(デバイスオートメーション)での操作でお願いします。
- Classicエンジン
- 下記のようにVarible(変数)(text)をSJISでBinaryへ変換(Assign Variable(変数の割当))したうえで、Select File(ファイル選択)に指定します。(TextのままアップロードするとUTF-8として処理されてしまうので文字化けが生じます。)
- Select FileでFile Name(ファイル名)欄を入力する際には、ファイル名の後にCSVという拡張子を付けてください。
- File Content Typeは Automatic(自動)で設定してください。