Query Database などループ処理ステップに対する Error Handling

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BizRobo!のエラーハンドリング処理のひとつとして、「Try Alternative(代替手段を試行)」というものがあります。
当該Stepにてエラーが発生した場合に この Try Step(トライステップ) を基点に代替ブランチへ処理を移行する目的で使用されますが、一部Query Database(データベース照会) など繰り返し処理を行うStep(ステップ)にこのエラーハンドリングを設定した場合に正常に Try Step(トライステップ) へジャンプしない事象が確認されています。

実際にロボットがどのように遷移するかについてはDebug Mode(デバッグモード)で動かしてみるまでは分からず、問題の発見が遅れてしまうこともありますので、まずはご認識いただければと思います。

また、Query Database(データベース照会) にて Select(選択) 文を発行した場合、該当するレコードが見つからない場合にエラーを発します。
そのエラーを基点として Try Alternative(代替手段を試行) で処理を分けることはよくありますが、上記BizRobo!の実装上の理由により、そのロジックではうまく動作しないため、事前にSELECT文を発行し、該当するレコード数をカウントした上で TEST Action(テストアクション)などを仕込んで条件分岐といった流れを作成する必要があります。