Notesなど、一部のアプリケーションは Device Automation にて操作しようとした際にエラーを発生しアプリケーション自体がダウンしてしまうことがあります。(Notesについては必ずダウンするのではなく、カスタムDBなど多くのカスタマイズがされている場合において、一部の仕組みがDevice Automationのスクリプトと干渉し、結果としてエラーを発生させることがあります。)
この現象については、下記の通り Device Automation によって解析されるアプリケーションの階層要素を絞り込むことによって回避することが可能です。
<手順>
- デフォルト設定は「-1(無制限)」のため、特に要素の制限なく画面上の要素を解析し、画面下部にツリー構造を表示します。
– - Device Automation Service の Configure(設定)から Windows タブを指定し、対象のウインドウのname値またはtitle値を記入し、読み込む階層の深さ(Max Depth)、子要素の数(Max Children)を指定します。
– - Save and Restart をクリックし、Device Automation Service(DAS)を再起動します。
- 設定した情報が反映され、限定された要素数のみツリー構造を表示します。
アプリケーションがダウンしてしまい、ウインドウの name/title が分からない場合には、Inspectを利用して特定してください。
Microsoft Inspect による DAからのオブジェクト認識範囲の確認方法
※10.3の場合は設定方法が違いますので下記ナレッジも合わせて参照ください。
DAでのDepth要素とSibling(Children)要素の最大数の確認方法と設定方法