BizRobo! BasicのVer.10.xにおいてサポート対象となるOSやデータベースについては、
『BizRobo! Basic 対応ソフトウェア・互換性マトリックス』をご確認ください。
なお、上記ナレッジに記載があるものに関しては、対象のバージョンにて動作テストが完了し、 サポート対象であることを意味しており、 記載のないソフトウェアのバージョンでは動作しないという意味ではありません。
■APIを使用するための要件
Java | Java 8 including J2EE servers such as Oracle WebLogic 11, IBM WebSphere, and JBOSS |
JMX | Java 1.6 |
.NET | C#, .NET Version 4.0 |
■その他にサポートしている技術
Supported browsers for Management Console and KappZone/Kapplets |
Internet Explorer version 9, 10, and 11; Chrome version 58 and later; Firefox version 54 and later; Safari version 10. |
Supported JMS message brokers |
Apache ActiveMQ 5.11, 5.12, 5.13, 5.14; Red Hat JBoss A-MQ 6.2.1. |
■Linux環境を構築する場合の注意点
① パッケージのインストール
デフォルトのWebkitエンジンで作成されたロボットを実行するためにパッケージのインストールが
必要な場合があります。
詳しくは『Linux環境でWebKit エンジンのロボットを稼働させる際の注意』をご確認ください。
② クロスプラットフォーム認証を使用している場合
クロスプラットフォーム認証(ネゴシエートおよびNTLMプロトコル)を使用するには、
Linuxプラットフォームに下記「Generic Security Service API(GSS-API)」ライブラリの内、
何れかが含まれている必要があります。
・libgssapi_krb5.so.2
・libgssapi.so.4
・libgssapi.so.2
・libgssapi.so.1
必要なライブラリをLinuxプラットフォームにインストールするには、「yum install」または
「sudo apt-get」コマンドを使用します。
■データベースに関する注意点
① Windows認証を使用するMicrosoft SQL Serverを使用している場合
Windows認証を使用するMicrosoft SQL Serverは、ログデータベースとして使用することは
できません。 PostgreSQLデータベースは、データの格納にのみ使用できます。 PostgreSQLは、
管理コンソールシステム、ロギング、または監査データベースとして使用することはできません。
② Oracle、SybaseまたはMySQLを使用している場合
Oracle、SybaseまたはMySQLにデータを格納するときに、データの損失が発生する可能性がある
ことに注意してください。なお、それぞれ下記の処理が行われることがあります。
・Oracle:空文字がnullに変換されます。
・Sybase:空文字は “”(単一のスペース)に変換されます。
・MySQL:日付を格納するときにミリ秒の精度が失われます。
参考
・データベースへのデータの格納(Storing Data in Databases )>「ObjectKeyに関する警告(ObjectKey Caveats)