基本的なデバッグ

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  1. デバッグ モードに切り替えるには、Design Studio で [デバッグ モードDebugModeIcon.pngまたは [デバッグ] ボタンをクリックします。
    RoboDebuggerMainWindow.png
  2. ロボットのデバッグを開始するには、[再生PlayIcon.pngをクリックします。
  3. ロボットビューでは、デバッグモードでのロボット実行の状況を見ることができます。実行結果はメインパネルで確認できます。

    [Input/Output(入力値/出力値)] タブの表示内容は次のとおりです。

    • [Input(入力値)] パネルには、入力変数が表示されます。
       ロボットに入力変数がない場合、[Input(入力値)] パネルは表示されません。
    • [Output(出力値)] パネルには、実行中に返されたすべての値が表示されます。
    • [API Exceptions(API例外)] タブには、実行中に生成されたすべての API 例外が表示されます。
    • [Log(ログ)] タブには、実行中にログへ出力されたログ記録が表示されます。
    • [State(状態)] タブには、ロボットの状態 (存在する場合) が表示されます。
    • [Summary(概要)] パネル (メイン パネルの右側) には、実行の概要が表示されます。この概要には、Return Valueの数、生成された API 例外の数、HTTP リクエストの数の統計情報、送受信されたデータの量、実行された JavaScript 命令の数が含まれます。
    デバックモード、デザインモードの違い: デバッグモードでの実行は、Design Studio のデザインモードでの実行とは別個に行われることを理解することが重要です。したがって、デバッグ モードには、デザインモードのカレントステップおよびロボット状態とは別の、独自のカレントステップとロボット状態がを持ちます。デバックモードでは、カレントステップは、デバッグ プロセスで実行しようとしているステップまたは実行中のステップであり、ロボット状態はそのステップへの入力となります。

  4. デバッグを終了するには、[終了]  StopIcon.pngをクリックします。

    デバッグはいつでも終了できます。

  5. 特定のイベントが発生したときにデバッグを終了するには、[次の場合停止(Stop When)] アクションを入力します。

    ここでは、値が返されたとき(Return Value)、API 例外が報告されたとき、およびブレークポイントに到達したときにデバッグを終了するかどうかを選択できます。
    当然ですが、ロボットの実行が完了すると、デバッグは常に終了します。
    デバッグが終了した場合、ロボット エディタの下部にあるステータス バーに停止した理由が表示されます。

    ロボットの実行が完了する前にデバッグが終了した場合、[状態] タブで現在のロボット状態を確認できます。[変数]、[ウィンドウ]、[Cookie]、および [認証] サブタブには、Design Studio での状態ビューの場合と同じように、ロボット状態が表示されます。API 例外が報告されたために実行が停止した場合、[API 例外] サブタブに API 例外が表示されます。

  6. ロボットの実行が完了する前にデバッグが停止した場合は、[再生PlayIcon.pngをクリックして、デバッグを再開します。

    [再起動RestartIcon.pngをクリックして、デバッグを再開することもできます。クリックすると現在のデバッグ プロセスが停止し、デバッガーではロボットの起動時に新しいデバッグ操作を開始する用意が整います。

     Design Studio で現在のロボットを変更した場合、または別のロボットに交換した場合は、いつでもデバッグが自動的に再起動されます。
  7. ロボットに入力変数がある場合は、[Input] パネルでその変数を編集できます。Enter を押して、新しい入力変数でデバッグを再起動します。

    デバッグの実行中に入力変数を編集することはできません。入力変数を変更するには、最初にデバッグを再起動する必要があります。