DAにて動的に変わる部分の値を抽出する方法

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Nine-Grid Image Finderの利用をご検討ください。

ver10.2から追加されたDevice Automation Editor>Image Finderの拡張機能である「Nine-Grid Image Finder」を使用することで、画像から、動的に変わる部分の値を抽出することが可能です。
このファインダーを使用して、主にボタンまたはテキストフィールドを検索できます。

Nine-Grid Image Finderはオートメーションデバイスビュー左上の「Toggle between Simple and Nine Grid Image Finder」ボタンをクリックすることで使用できます。

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クリック後の使用方法に関しては、下記手順と動画を参考にしてください。

 

手順

  1. ロボットに認識させる箇所とその周辺をドラッグして紫色の四角で囲う。

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  1. 値取得したい部分が中心になるよう、囲った線の内側にある上下左右の細い線をドラッグして調整する。

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 3.手順2で分割した各エリアをキーボードの「Ctrl」キーを押下しながらマウスクリックし、固定部分と非固定部分を設定する。

mceclip4.png

 

 4.値取得したい部分で右クリックし、ロボットに実行させる操作を選択する。

mceclip5.png

 

【使用例】

【作成方法】

knowlage_nineGrid-1.png

 

補足

・対象範囲を囲ってから「Toggle between Simple and Nine Grid Image Finder」ボタンをクリックしても同じ状態になります。