Design Studio 内で WebKit エンジンで作成したロボットをデバッグ実行すると Internal Error が発生してしまう場合、以下確認してみてください。
- Design Studio を動かしているPCの搭載メモリ量
- デバッグ実行中のタスクマネージャにおけるメモリ消費量
WebKit ロボットはClassicロボットと比較して大量のメモリを消費します。どの程度のメモリが消費されるかは操作対象となるサイトにも拠りますが、起動するだけでも200~300MB、多数の外部ファイルがリンクされている等、容量の大きいサイトに関しては1GB以上ものメモリが単一ロボットのデバッグ実行によって消費されます。
デバッグ開始直後の急激なメモリ消費量の増加に対してはメモリ不足によりシステム自体がエラーとなる場合がありますのでご注意ください。
- java:システム全体で消費しているメモリ
- kapowbrowser:WebKitロボットが消費しているメモリ
表示されるkapowbrowserの数は実行中のロボットの数とは連動しません。Chromeブラウザを開いた状態でタスクマネージャを開いていただくと分かりますが、タブを1つしか起動していない場合にも複数のChromeプロセスが起動しているのと同じで1つのWebKitロボットに対し複数のプロセスが起動されます。
なお、以下ナレッジの通りDSのヒープサイズを拡張する事で事象が回避される場合もございますので合わせてご確認ください。
・参考ナレッジ
メモリ消費量が上がりDSの動作が不安定になった場合の対応
また、原因究明の際は以下資料の取得を依頼する場合がございますので予めご了承ください。
・参考ナレッジ
Design Studio で Internal Error(内部エラー)が発生した際に、調査に必要なファイル取得方法(バグレポート)