・概要
DSのコンバータとエクスプレッションで「If~Then~Else」の条件分岐式を使用する方法を説明します。
・詳細
DSで「If~Then~Else」を用いた条件分岐を行う場合、コンバータ(Converters)の「If Then」式と エクスプレッション(Expression)の「If-Then-Else」式では使用方法が異なります。
【使用例】
変数[text]の文字列内に”済”が含まれる場合は”完了”、含まれない場合は”未完了”と出力する場合
■コンバータ(Converters)フィールドの「If Then」を使用
コンバータの「その他」で「If Then」を選択します。
(画像1.コンバータ_IfThen)
追加から「次を含む場合」を選択します。
(画像2.コンバータIfThen_条件選択)
条件と処理を指定します。
(画像3.コンバータIfThen_条件指定)
■エクスプレッション(Expression)フィールドの「If-Then-Else」を使用
エクスプレッションからオペレータ⇒「If-Then-Else」を選択します。
(画像4.エクスプレッション)
下記の形式で条件と処理を記述します。
ブール演算式(b)の値がTrueの場合、エクスプレッション1(e1)の値になり、Falseの場合、エクスプレッション2(e2)の値になります。
エクスプレッションフィールドで、コンバータの「次を含む場合(If Contains)」と同じ条件設定をする場合は、
関数(Functions)の「含む(Contains):contains(source,text)」を使用します。
(画像5.エクスプレッション_IfThenElse)
エクスプレッションに「If~Then~Else」の形式で式を記述するとエラーになります。
コンバータとエクスプレッションでは使用方法に違いがある点にご注意ださい。