KapowKatalyst のEnterprise版では、RoboServerと切り離してManagement Consoleをセットアップすることができます。
ここでは、Tomcat7(Linux版)を例にとり、v9.3のManagement ConsoleをTomcat7にセットアップします。
下記セットアップを行う前提として、Tomcatが既にインストール済みであることとします。
Management Console のwarファイルをTomcatのwebappsディレクトリへ名前を変えてコピーします。
mysqlのjdbcドライバをtomcatのlibディレクトリへ移動します。(事前にサーバへjdbcドライバをアップロードしておいてください。)
Tomcat を再起動して、MC.warファイルを展開します。その後、Management Console の初期設定をします。
[bizrobo@180037139152 ~]$ cd /usr/share/tomcat7/webapps
[bizrobo@180037139152 webapps]$ sudo service tomcat7 restart
Stopping tomcat7: [ OK ]
Starting tomcat7: [ OK ]
[bizrobo@180037139152 webapps]$ ls
MC MC.war ROOT
[bizrobo@180037139152 webapps]$ cd MC/WEB-INF
[bizrobo@180037139152 WEB-INF]$ sudo vi Configuration.xml
<!-- for security reasons script execution is disabled by default -->
<bean id="securityConfiguration" class="com.kapowtech.mc.config.SecurityConfiguration">
<property name="allowScriptExecution" value="true"/> <!-- サーバ上のリソースにアクセスする必要がある場合にはtrue -->
<property name="jdbcDriverUpload" value="ANY_HOST"/> <!--Allowed values: NONE, LOCALHOST, ANY_HOST -->
</bean>
Management Console 管理用DBの作成(ここでは、MySQL上にDBを作成します。)
作成するデータベースは
- ユニコードをサポートしている
- 大文字と小文字を判断する
ものとしてください。
Tomcat コンテキストファイルの作成
webappsフォルダ内に作成したwarファイルと同名のxmlファイルを新規作成します。(接続先DBサーバがlocalhsotではない場合には、対象サーバのドメイン/IPを指定します。)
Tomcatを再起動します。
Management Console(http://xxx.xxx.xxx:50080/MC/)へアクセスし、ライセンス情報入力後、デフォルトID/PW:admin/adminでログインします。