KCUの利用(消費)状況を確認する方法

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・概要
ロボットの処理が遅延してくる事象が発生した際に、KCUの利用状況を確認したい。
確認したい内容は、
・KCUを使い切って、待ち状態になっているか
・どれくらいKCUwaitが発生したか

・詳細
<確認方法1>
1.KCU消費量を確認したいロボットをDSで開きます。
2.画面左上[→]で1ステップずつ実行していきます。
3.画面右側 KCU-Point Usage の増加量でそのステップがどれくらいKCUポイントを使用しているか
判別できます。
下記画像では4ステップ実行して30000 KCU point消費していることがわかります。
Do nothing(0 point) – Device Automation (10000 point) – Device Automation (10000 point) – Device Automation (10000 point)
KCUpointUsage.png
図1. KCU point消費確認場所

<確認方法2>
スケジュール動作したRoboのKCU使用量を測定する方法をご案内いたします。
MC上でログファイルとして出力する方法になります。
詳しくは下記ナレッジをご参照ください。
KCUの消費状況をログファイルとして出力する方法

・ClusterSettingsの画面は、”図2.Version10.2の操作遷移の画面”をご参考ください。
・Profilingのログ出力を有効にします。こちらを設定することで1ステップごとに発生したKCUwaitを
出力することができます。
有効箇所は、”図3.profiling画面”をご参考ください。

MC-ClusterSettings.png
図2.Version10.2の操作遷移の画面

profiling.png
図3.profiling画面

もう一つはロボット実行終了時に記録される、Robotmessagesテーブル上のExecution statisticsという
レコードを確認することです。
確認箇所は、”図4.Execution statisticsレコードの内容”をご参考ください。
picture122-1.png
図4.Execution statisticsレコードの内容

DBのテーブルでも確認ができます。
robot_message テーブルの「MESSAGE」が”Execution statistics”のもので、「MESSAGEDETAILS」に
下記のフォーマットで出力されております。

”Http requests: 0, JavaScript instructions: 0, Emails sent: 0, Bytes loaded: 0, Extracted values: 0, Executed steps: 1, KCU-points: 1000, KCU wait-time: 0 ms ”

※上記の情報は内部テーブルで有るためご利用はお客さま判断となりますことご了承ください