概要
DAで操作を行う対象ブックを明示的に指定する方法
FinderタブのApplicationプロパティがすべてのExcelブックで「EXCEL.EXE」となっており
対象ブックの判断がつかない場合などが対象となります。
具体例
ブックの明示はFinderタブのApplicationプロパティを以下のように設定することで可能となります。
①変数名で指定(ブック名が可変の場合)
※変数はあらかじめ、DAの「Input Value」で指定しておく必要があります。
(例)変数名が「APPNAME」の場合
="EXCEL.EXE[title=\""+APPNAME+" - Excel\"]"
下記画像1もご参照ください。
(画像1.Finder_Application変数利用設定画面)
②文字列で指定(ブック名が固定の場合)
(例)ブック名が「ワークフローデータ.xlsx」の場合
EXCEL.EXE[title=”ワークフローデータ.xlsx – Excel”]
注意事項
上記の設定は一例となります。
Excelのバージョンや「.NET Framework」のバージョンによって、DAの要素解析は異なる場合があるため、実際の解析結果に基づき設定してください。
DAによる要素の認識は.Net Frameworkのバージョンによって異なる
参考
Device Automationの式の中で変数と文字列を結合する方法
区分 | 確認Ver |
仕様 | 10.3、10.4、10.7、11.1 |