Windows10でDesign Studioを利用する場合、一部の端末(ThinkPadなど)では他のアプリケーションと異なり、Design Studioの画面表示サイズが非常に小さく見えにくくなってしまうことがあります。
これは Windows10より画面表示系の仕様が変更になった(ビットマップ→ベクトルデータ)ためであり、Surface等ハイレゾリューション(2160 x 1440)のモバイル端末でも操作されることを考慮したものと思われます。
一方で、Windows10以前に作成されているアプリケーションに関しては自動的にWindowsのディスプレイ設定を判断しないため、以下の手順に沿って手動で解像度等の設定を実施する必要があります。
高DPIスケール設定の上書き手順
- Design Studioがインストールされているフォルダへ移動し、Design Studio.exeのプロパティを開きます。
- プロパティの「互換性」タブを表示し、「高DPI設定の変更」ボタンをクリックします。(ログインユーザ以外の全てのユーザーの設定を変更する場合には「すべてのユーザーの設定を変更」ボタンをクリックします。)
- 「高いDPIスケールの動作を上書きします。」のチェックボックスをクリックし、「拡大縮小の実行元:」に”システム(拡張)”を選択します。※システム(拡張)で画面が崩れる場合、”システム”で対応できた事例がございます。
- 設定を有効にした後、再度Design Studioを起動すると、以下の様にOSの設定に従った画面表示となります。
また、画面表示の倍率設定を変更することにより、下記の通り他のアプリケーション同様にDesign Studioの画面表示倍率も変更されます。