概要
2019年1月にOracleによるJava8の無償サポートが終了致しました。この無償サポート終了に伴うBizRobo!への影響について以下に記載致します。
Q1.
BizRobo!ユーザーはOracle社の有償サポート契約を受ける必要がありますか?
A1.
BizRobo!を使用するユーザーはOracle社と有償サポート契約を結ぶ必要はございません。
Q2.
BizRobo!が内蔵するプライベートJREはどうなりますか?
A2.
・開発元がOracle社と契約を行い、BizRobo!が内蔵するJavaを使用する権利を得ております。そのため、お客様はBizRobo!が内蔵するJavaのライセンスを意識せずご使用いただく事が可能です。
・10.7.0.9以降のバージョンでは、OpenJDKを使用しておりますが、製品に影響を与えるような問題が発生した場合には、修正等の対応を行います。
Q3.
Tomcat構築の際に使用するJREはどうなりますか?
A3.
・OpenJDK8によるTomcatの利用をサポートしますので、2019年1月以降に更新されたJava8を無償で使用されたい場合は、OpenJDK8という無償版のJavaをご利用下さい。
※何らかの理由で、Oracle社のサポートを受けたJava8を使用する場合はお客様にてOracle社と有償契約を結ぶ必要がございます。
・Java11の使用もサポート対象に加えられるよう対応中ですが、対応可能日の目途が立っておりません。
参考ナレッジ
Tomcat構築する場合、どのOpenJDKを使用したらいいですか。
Tomcat環境で使用しているOracleJREをOpenJDKに切り替える場合に必要な設定
Q4.
ロボットを起動するためのJava APIを呼び出すアプリケーションを開発するために使用するJavaはどうなりますか?
A4.
・OpenJDK8の使用は問題ございません。
・Java APIはどのバージョンのJavaでも互換性を持つように開発されているため、古いJavaでも新しいJavaでも動作するように開発されております。
※Java9, Java10,Java11は開発元がサポートするまではサポート対象ではありません。そのため、それまではJava8を使用していただく必要がございます。
区分 | 確認Ver |
仕様 | 10.7.0.4 |