Password Storeのバージョンごとの仕様変更について

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Ver.10.1から追加された「Password Store」機能について、バージョンアップの度に仕様変更が行われています。各バージョンでの特徴的な仕様を説明します。

 

■Ver.10.1

・MCでパスワードを管理することが可能になりましたが、プロジェクトごとにPassword Storeを
 管理する機能はありません。(Ver.10.2 以降ではプロジェクトごとの管理が可能)

mceclip0.png

・MC上で「Repository 」タブ > 「Password Store」 タブを開けるのは
 スーパーユーザー権限のユーザーのみです。

・スーパーユーザー以外の権限では「Repository」タブ > 「Robots」タブにて、
 右クリックで表示されるコンテキストメニュー中の「Add/edit Password Access for robot」を
 クリックできません。

10.1repository_robots.png

 

■Ver.10.2

・スーパーユーザー以外の権限では「Repository」タブ > 「Robots」タブにて、
 「Add/edit Password Access for robot」からTokenを割り当てられず、エラーが発生します。
 (このタブでできることに関してはVer.10.1と実質同じ)

<エラー文>
  You do not have permission add/edit access to the Password Store.

10.2repository_robots.png

■Ver.10.3

・「Password Store client」という権限が追加されました。

mceclip1.png

・Admin権限、Developer権限でDSの「Lookup Password」ステップが使用できません。

 <エラー文>
   Error from the Lookup Password action. Error from the Password Store: Password Access token not
   found, please make sure you have the correct token in the Password Store.

mceclip2.png

Admin権限、Developer権限で「Lookup Password」ステップを使用するには、
「Password Store client」権限を追加で割り当てる必要があります。

10.3passwordstoreclientset.png

■Ver.10.3.0.6

Ver.10.3.0.6より前のバージョンでは、「Password Store client」権限のみのユーザーがMCに
ログインすると、「Repository」タブ > 「Trigger Mappings」タブのみが表示される状態でした。

(Ver.10.3.0.4)

mceclip3.png

Ver.10.3.0.6以降は「Repository」タブ > 「Password Store」タブが表示されるようになりました。

(Ver.10.3.0.6)

mceclip4.png

※Ver.10.3.0.1では、DSにて「パスワード アクセス トークン」が確認出来ないため、別バージョンのDSにてご確認ください。