Excel中に何種類のデータがあるかをカウントする手法

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実際の業務において、特定のExcelの中で重複を省いてデータを流出/カウントするといった作業が存在する場合、どの様にロボットを構築するかを説明します。

例として下記のExcelには、A列の中には「2019/3/10」,「2019/3/11」,「2019/3/12」,「2019/3/13」,「2019/3/15」という5種類の値が書き込まれています。
この値を種類毎に書き出す処理を、Excelではフィルタや関数を使って実現しますが、ロボットに実装させる為には二つのループと変数を利用して実現します。

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この動作を実現するためには、まず元となるExcelの他に、Excel型変数を1つと、ShortText型変数を2つ用意します。

ロボットのフローとしては、まず元となるExcelを展開し、上から順番に値を取得→Excel型変数を展開し、取得した値と合致する値があるかをテスト→なかった場合Excel型変数の末尾に値を追加となります。

上記のフローをフローチャートで示します。
※フローチャートの中では、それぞれの要素を下記の様に記述しています
元ファイル:Excel
エクセル型変数:変数
ShortText型変数:A、B

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実際のロボットは下記の様に構築します。

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