DAの「Open」ステップの「URI」項目に下記のようなURLを設定する際に、パラメーターに”:”や”@や#”などの特殊文字が含まれる場合、RDP接続に失敗します。
この場合、特殊文字をURLエンコードする必要があります。
<例>パスワードに”#”が含まれる場合
(変更前) rdp://user:pass#@xxx.xxx.xxx.xxx
(変更後) rdp://user:pass%23@xxx.xxx.xxx.xxx
下表または下記の外部サイトを参考に、特殊文字をURLエンコードしてください。
また、DSでURLエンコードを行う方法もあります。
<外部サイト>
・URLエンコード・デコードフォーム
▼特殊文字 エンコード一覧
文字 | コード |
半角スペース | %20 |
! | %21 |
" | %22 |
# | %23 |
$ | %24 |
% | %25 |
& | %26 |
' | %27 |
( | %28 |
) | %29 |
* | %2A |
+ | %2B |
, | %2C |
- | %2D |
. | %2E |
/ | %2F |
: | %3A |
; | %3B |
< | %3C |
= | %3D |
> | %3E |
? | %3F |
@ | %40 |
[ | %5B |
\ | %5C |
] | %5D |
^ | %5E |
_ | %5F |
` | %60 |
{ | %7B |
| | %7C |
} | %7D |
~ | %7E |
■DSでURLエンコードを行う方法
下記を参考にしてください。
1. URLエンコードを行いたい文字列を変数に格納する。
<例>
変数名:password
値:pass#
2. 「変数の割当(Assign Variable)」ステップにて、「値(Value)」項目の「▼」より
「コンバータ(Converter)」を選択する。
3. 「値(Value)」項目にて「変数を取得(Get variable)」をダブルクリックする。
4. 「設定:変数を取得(Get Variable Configuration)」ダイアログの「変数(Variable)」項目にて、
手順1で作成した変数を選択し、「OK」ボタンをクリックする。
5. 「+」ボタンをクリックし、
「エンコードとデコード(Encoding and Decoding)」>「URLエンコード(URL Encode)」を選択する。
6. 「設定:URLエンコード(URL Encode Configuration)」ダイアログにて、
特殊文字がエンコードされていることを確認し、「OK」ボタンをクリックする。
<例>
元の文字列:pass#
エンコードされた文字列:pass%23
7. 「変数(Variable)」項目にて、エンコードされた文字列を格納する変数を選択する。
※手順1で作成した変数も設定できます。
注意事項
「Open」ステップにて「URI」項目にエンコードしていない特殊文字を設定しステップを実行した場合、「URI」項目の記述内容によって下記例のように様々なエラーメッセージが出力される場合があります。
※エラーメッセージが表示されない場合もあります。
<例>エラーメッセージ
・Error executing command; Invalid or unexpected token,
・Error executing command; URI malformed.
・Error executing command; Cannot read property 'split' of null.
・Error executing command: missing) after argument list,