概要
「Kapplet User」権限のユーザーに対して、表示、使用できるKappletを制限する方法を説明します。
下記はMCで設定する場合と、Kapplet画面で設定する場合の手順です。参考にしてください。
なお、グループ(部署)ごとの管理や、権限付与の考え方については『ユーザー管理・権限付与の考え方』を参照してください。
作業手順
■MCでの手順
1. MCの「Kapplet」タブを開く。
2. 「リポジトリ(Repository)」タブを開く。
3. 任意のKappletで右クリック>「選択を有効化(Enabled selected)」を選択する。
4. 選択したKappletの「有効(Enabled)」列にチェックが入ったことを確認する。
■Kappletでの手順
1. KAPPZONEを開き、対象のKappletの「EDIT」ボタンをクリックする。
2. 「EDIT KAPPLET」画面で「Not Published」ボタンをクリックする。(「Published」に変わる)
※PublishedはMCでの「選択を有効化(Enabled selected)」と同様
Not PublishedはMCでの「選択を無効化(Disabled selected)」と同様
3. 選択したKappletの文字色が濃くなり、選択しなかったKappletがグレーアウトしていることを確認する。
※MCの「Kapplet」タブ > 「リポジトリ」タブで確認すると対象のKappletの「有効」列にチェックがはいっています。
設定後
●「Kapplet User」権限ユーザーの「KAPPZONE」画面では、「有効(Enabled)」列にチェックが入っているKapplet Aのみが表示されます。
●「Administrator」「Project Administrator」「Kapplet Administrator」権限ユーザーの「KAPPZONE」画面では、Kapplet Bはグレーアウトした状態で表示されます。
注意事項
●「選択を有効化(Enabled selected)」にして運用していたKappletを、「選択を無効化(Disabled selected)」に変更しても、Kapplet自体はインストールされているが、編集ができない状態となります。
この場合でもスケジュールは実行されるため、利用停止する場合はアンインストールする必要があります。
※「選択を無効化(Disabled selected)」にすると「OPEN」ボタンはクリックできず、KAPPZONEにも表示されません。
●Kapplet UserはVer.10.3から追加された権限となります。下記ドキュメント内の添付ファイルをご参考ください。
ドキュメント > ManagementConsoleユーザー権限情報
区分 | 確認Ver |
手順 | 10.4.0.1 |