Design Studio(以降DS)からManagement Console(以降MC)へロボをアップロードし、MCからロボの実行等を操作しますが、ロボの実行はMCが実行しているわけではありません。
アップロードされたロボはMCのDBに保管されますが、実行の際はロボをRoboServer(以降RS)に渡し、RSがロボを実行する動作となっております。
上記よりロボが動作する権限はRSの実行権限となります。
RSの実行権限については、下記ナレッジ同様にWindowsサービスにRSを登録し実行されている場合は、サービス登録時の実行コマンドにて指定するユーザの権限で動作します。
Start Management ConsoleにてRSとMCを起動されている場合は、OSのログインユーザの権限でRSは起動され、動作します。
そのため、どの権限でRSをWindowsサービスに登録(実行)すべきかについては、お客様の環境において該当のRSで実行するロボットに、どの権限が必要か次第となります。
例えば、管理者ユーザのデスクトップへアクセスするロボットを実行する場合、RSの実行権限として管理者権限が必要と考えられので、お客様の環境に即した権限でRSを実行ください。
なお、ロボットを実行するRSを指定することは出来かねます。
そのため、複数のRSが起動している環境では、各RSの実行権限を変えている場合、権限の問題で特定のRSでロボットが正常終了しても、他のRSでは異常終了する事が考えられますので、ご留意ください。