Management Console に設定するDBの種類が1つではない場合の注意事項

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弊社検証の結果、[Admin]-[RoboServers]-[Settings]-[Cluster Settings]-[Databases]の[Test]で実行するDB接続テストでは、[Admin]-[Settings]-[Database Drivers]にアップロードされているドライバか、Management Console(以降MC)の稼働環境上に配置されているjdbcドライバ(※)を参照していると考えられます。

※MCの稼働環境上に配置されているjdbcドライバとはStart Management ConsoleでMCを起動している場合は、C:\Program Files\Kapow {Version}\libフォルダ配下に格納されているjdbcドライバ、Tomcat構築環境ではC:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat {Version}\libフォルダ配下に格納されているjdbcドライバを指します。

そのため、Tomcat構築環境で使用する以下3つのDBのうち、例えば①はMySQL、③をOracleDBなど、MC複数の種類のDBを設定する場合は、Tomcatのlibフォルダ配下には①のDB接続用のjdbcドライバが配置されるため、[Admin]-[Settings]タブ-[Database Drivers]に③用のjdbcドライバがアップロードされていない環境では[Cluster Settings]で行うDBへの接続テストが失敗します。

①MCの各種管理データ保存用のDB
ロボットの実行ログ保存用のDB
③ロボットが取得したデータを保存するためのDB

上記を回避するため、MCに複数の種類のDBを設定される場合は各DBに対応したjdbcドライバを
[Admin]-[Settings]タブ-[Database Drivers]にアップロード下さいますようお願いいたします。

※なお、Development Database(Derby)の場合は以下jdbcドライバをアップロード下さい。
C:\Program Files\Kapow {Version}\lib\thirdparty\derbyclient-{Version}.jar

<参考ナレッジ>
Windows用Tomcat構築作業手順書
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