元号改正(令和)によるBizRobo! Basic の影響範囲

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BizRobo! Basic では内部で和暦(元号)を使用している機能はありません。
その為、ロボット内に元号を使用する処理を独自で作成している場合を除き、元号の追加による影響はありません。

【独自の処理として影響の考えられるステップアクション】
Design Studioで利用可能な各ステップアクションにおいて、処理の内容により
元号追加に伴う影響が考えられるものとして代表的な例は以下の通りとなります。

  • 変数割り当て/変換(変数の変換)
  • データベース(SQL実行)
  • フォームへのデータ入力(テキスト入力, オプション選択, ラジオボタン選択)
  • 判定(値判定, 変数判定)

 

【参考】

  • ステップアクションにおいて元号を使用する処理の具体例
    • 西暦と和暦の変換処理をしている場合
    • SQLによるデータ抽出条件や抽出結果に和暦文字列等を利用している場合
    • ロボット内の判定処理において和暦を利用している場合
  • 画面やアプリケーションにおける元号の選択入力を行う処理の具体例
    • プルダウンアイテム、ラジオボタン等、当該アイテムのプロパティ値や表示名ではなく表示順や位置によって選択対象を特定している場合
      例)選択肢の先頭に令和が追加されると、既存の選択項目である平成や昭和の部分が変更前に比べ位置が異なるため、ロボットとしては間違った選択をしてしまうケース

 

※注意※
上記のような例に該当する処理を作成している場合、新元号に対応した処理へ更新する必要があります。
なお、記載した例は一般的に想定されるものとなりますため、実際に影響があるかどうかの判断は
作成したロボット内部の処理をご確認ください。
更新が必要である場合は、十分な動作検証を実施頂くようお願いいたします。