概要
ステップでエラーが発生した際にロボットのデフォルト動作では、即座にエラーを報告・ログへの記録を行い、後続のステップは実行されませんが、各ステップの「エラー処理(Error Handling)」タブの設定を行うことで、エラーのスキップや分岐処理が可能となります。
▼ステップビューの 「エラー処理(Error Handling)」タブ
「エラー処理(Error Handling)」タブ内の「Then」プロパティの機能について以下に記載します。
具体例
・後続のステップを全てスキップ
エラーが発生した (またはテスト条件が失敗した) ステップの後続ステップは実行されません。
なお、分岐されたフロー(エラーが発生したステップより下段のフロー)はスキップの対象外です。
・無視して実行
エラーが発生した (またはテスト条件が失敗した) ステップがスキップされ、後続ステップから続行されます。
・次の代替手段を試行
指定したトライステップへ実行位置が移り、実行していたフローの下段のフローを実行します。
・次のイテレーション ※サンプルロボの添付があります。
後続のステップを行わず、指定した繰り返しステップの次のイテレーションへ移行させます(ループを回します)。
・ループ終了 ※サンプルロボの添付があります。
指定した繰り返し処理を終了させます。なお、入れ子構造の中の繰り返し処理を終了させても、外側の繰り返し処理は続行されます。
参考
※機能について詳しくはマニュアルをご参考ください。
User’sGuide:
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(Kofax Kapow へようこそ > リファレンス > Design Studio > その他のトピック > エラー処理)
エラーの発生したステップの確認方法については、MCでのロボット実行時に、エラーの検知をコントロールする方法を参照してください。
区分 | 確認Ver |
仕様 | 10.4.0.4 |