発生バージョン・改修ID・修正バージョン
発生Ver | 改修ID | 修正Ver |
Desktop Automation Service 11.4.0.2 Desktop Automation Service 11.4.0.3 RoboServer 11.4.0.2 RoboServer 11.4.0.3 |
2104062 |
事象
DesktopAutomationロボット(DAロボット)が実行中の場合、接続先であるDesktopAutomationService(DAS)は”使用中”となっております。
この状態で別のDAロボットが実行され、同じDASに接続しようすると11.1からDA接続待ちになります。
このDA接続待ちが発生した場合、DA接続が開始されても接続出来ずにエラーとなってしまいます。
DA接続待ちの詳細は以下ナレッジをご参考ください。
【v11.1】新機能解説動画 MCのロボット実行管理の改善
エラーメッセージ
以下の2種類について出力されます。
例:RoboServerログ上
※可変の部分は [ ] としております。
①
ERROR kapow.robotmessagelog - Robot [ロボット名] with execution id [実行ID]. [デバイスマッピング名] を使用して取得したオートメーション デバイスに接続できませんでした:
Connection to remote hub failed: Could not connect to Desktop Automation Service. Desktop Automation Service at [DA端末のIPアドレスorホスト名]:[DASのコマンド ポート] is busy. Location (特定の場所がありません)/.
②
ERROR kapow.robotmessagelog - Robot [ロボット名] with execution id [実行ID]. [デバイスマッピング名] を使用して取得したオートメーション デバイスに接続できませんでした:
Connection to remote hub failed: Could not connect to Desktop Automation Service. Unable to connect to Desktop Automation Service at [DA端末のIPアドレスorホスト名]:[DASのコマンド ポート]. Authentication failed Location (特定の場所がありません)/.
例:ManagementConsole>ログビュー>ロボット メッセージの画面キャプチャ上
※内容はRSログと同じになります。
①
②
発生条件
- DA端末が全て”使用中”の状態で、DAロボットがDA接続待ちとなっている場合
例:ManagementConsoles>管理>デバイスの接続先DASが”使用中”の状態で且つ、同じDASへ接続するDAロボットが複数実行されてDA接続待ち(ManagementConsoles>タスクビューにて”処理待ち”)となっています。
注意点
発生するタイミングはランダムとなります。
対処方法
DA接続待ちが発生しないようにスケジュールの調整やDA端末を用意してください。
例としては以下となります。
例)
- 別々のラベルを持つデバイスマッピングが1つ以上ある場合やデバイスマッピングが1つの場合
DAロボット毎にデバイスマッピングを分けるか実行開始時間を調整してください - 同じラベルを持つデバイスマッピングが2つ以上ある場合
余裕をもって、全てのDAロボットが実行中でも”利用可能"な状態となっているDA端末が必ず1台以上存在するように調整してください