Kappletにて実行履歴を削除する周期を設定する方法

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概要

11.1以降のバージョンでは、Kapplet上の実行履歴を削除する周期が設定ファイルにて定義されており、
デフォルトでは毎日3時に履歴を確認し、365日以上経過したものを削除するよう設定されています。
 
デフォルトの設定
 365日以上経過した実行履歴を毎日3時に削除

〇application.properties

# Kapplets executions purge service
kapplets.services.execution.purge.cron=0 0 3 * * *
# in days
kapplets.services.execution.purge.timeout=365

 
本ナレッジでは上記の設定値を変更する方法を紹介します

前提

Bizrobo!のバージョンが11.1以上

作業手順

Tomcatを停止した上で、「application.properties」のプロパティの値を変更する
 
ファイルパス
{Tomcatインストールフォルダ}\webapps\{kapplet}\WEB-INF\classes
└application.properties

対象プロパティ
「kapplets.services.execution.purge.cron」(削除周期 指定方法:クーロン形式)
・「kapplets.services.execution.purge.timeout」(実行履歴の保持期間 単位:日)
※kapplets.services.execution.purge.timeoutは1以上の値を指定してください

〇設定例
毎週木曜日の13:15に履歴を確認
存在する履歴のうち作成されてから10日以上経過している履歴を削除

# Kapplets executions purge service
kapplets.services.execution.purge.cron=0 15 13 ? * THU
# in days
kapplets.services.execution.purge.timeout=10

注意事項

すべての実行履歴が自動削除されるわけではありません。
※エラーで終了またはタイムアウトについては、管理者が内容を確認し手動で削除することが可能です

参考

クーロン形式についてはCron(クーロン)形式のスケジュールを参照してください。

区分 確認Ver
手順 11.1.0.4