11.3 Kapplet実行時「最大同時ロボット数」に達した場合の挙動

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概要

11.1のKappletでは、RSの「最大同時ロボット数(Max concurrent robots)」に達した状態で実行された
ロボットはMCのキューには格納されませんが、11.3以降のKappletsではMCのキューに格納されるように
仕様が変更されました。

11.3ではMCのキューに格納された後のタイムアウト値はデフォルトで600秒が指定されています。
タイムアウト値を変更する場合は、以下の手順を実施ください。

なお、タイムアウト値はKapplet毎に設定することはできず、全てのKappletに反映されます。

手順

1.  Tomatのサービスを停止する

2.「application.properties」ファイルの以下プロパティの値を任意の時間(秒指定)に変更する。
  「application.properties」ファイルの場所:
    {Tomcatインストールフォルダ}\webapps\{kapplet}\WEB-INF\classes

  kapplets.services.execution.request.timeout = 600

  
        設定できる値:
        1以上の値を設定してください。
        大きな値を設定する場合には、時間や日単位で設定することをお勧めします。
 

        (1時間を設定する場合の例)
  kapplets.services.execution.request.timeout = 3600

     (1日を設定する場合の例)
  kapplets.services.execution.request.timeout = 86400

3.Tomcatのサービスを起動する

参考

MC/RSの実行待ちキューの仕様と最大同時実行数以上ロボットを実行した場合の挙動

  確認Ver
仕様 11.3.0.2