概要
本記事は「Boxを操作するConnector」をご利用の方向けに、入力値として要求される認可コードを取得するまでの手順を記載した手順書です。
前提
Boxアカウント
作業手順
①Boxのカスタムアプリの作成方法
「Boxを操作するConnector」はBoxのカスタムアプリを利用するため、カスタムアプリを作成する必要があります。詳細手順は下記の内容をご参照ください。
- https://app.box.com/ へアクセスし、ログインします。
- Boxの開発コンソール画面へアクセスします。 https://app.box.com/developers/console
- 【マイアプリ】の画面の【アプリの新規作成】をクリック
- 【カスタムアプリ】を選択
- 【ユーザー認証 (OAuth 2.0)】を選択します。
- 【アプリ名】には任意の名前を入力します。今回は例として「BizRobo_Box_Custom_App」を指定します。(コネクタを利用する場合、可能であればアプリ名に「BizRobo」を含むことを強く推奨いたします)
- 【アプリの作成】をクリックします。
- 成功すると、カスタムアプリが作成された後のページに遷移します。
- 【構成】タブ内でクライアントIDとクライエントシークレットを確認します。
※クライアントIDとクライエントシークレットは「認証用ファイルを作成する」アクションで利用します。
※クライエントシークレットは秘密情報のため、慎重に保管してください。
- リダイレクトURLを入力します。今回は http://localhost:15002 を入力します。認可コードは設定したリダイレクトURLから取得できます。
- 【Boxに格納されているすべてのファイルとフォルダへの書き込み】をクリックします。
- 【変更を保存】ボタンをクリックします。
これでBoxのカスタムアプリの作成が完了しました。
②認可コード取得方法
ステップ①で作成されたCustomAppに対しての認可コードを取得します。
- 認可コードを取得するURLのフォーマットは下記のようになります。
https://account.box.com/api/oauth2/authorize?client_id={client_id}&redirect_uri={redirect_url}&response_type=code&state=MyBoxState
client_id:ステップ①で作成したCustomAppのクライアントIDです。
redirect_url:ステップ①で作成したCustomAppのリダイレクトURLです。
- 作成したURLへアクセスし、【Boxへのアクセスを許可】を押下します。
- 認可が承認されたら、リダイレクトURLに遷移します。ConnectorのCreateTokenFileアクションのInput値「認証後のURL」にはこのURL全てをコピーすることで動作いたします。
※認可コードの有効期限が1分以内のため、取得した後に直ぐにご利用ください。1分超えた場合は「②認可コード取得方法」を再度実施してください。
※認可コードはブラウザ画面ではなくURLをご確認ください。上記のような通知がきたとしても正常に取得できている場合がございます。
※認可コードは1回しか利用できません。
※認可コードは秘密情報のため、慎重に管理してください。