【ステップの効果】
- 変数に設定された値をデータベースに登録することが出来ます。
【使用方法】
- データベースに登録したいカラムを変数としたタイプファイルを作成します。
※主キーとする変数には「データベースキーの一部」にチェックを入れます。複数にチェックを入れ複合主キーとすることも可能です。
- 「アクションステップ」を作成します。
- 「アクションの選択」>「データベース」>「データベース データ登録」を選択 します。
- 「データベース」にデータベースマッピングを設定して「変数」にタイプファイルを設定します。
- 設定したタイプファイルでテーブルを作成していない場合、以下の画面が表示されるので、
「テーブルをデータベースに作成」をクリックしテーブル作成を行います。
※データベースマッピングの設定画面にある「警告を表示」にチェックが付いていることで
表示されます。 - ステップを実行することで、データベースにタイプファイルの値が登録されます。
【補足】
タイプファイルから直接データベースにテーブルを作成する場合は、
タイプファイルからテーブルを作成するを参照してください。
【設定項目】
①データベース:利用するデータベースマッピングを選択します。
※データベースマッピングは、登録元になるデータベースとなります。
以下のように作成したものとなります。
②変数:データベースへ登録する変数を指定します。
③キー:データベースへ登録する際の主キーを指定をします。
「タイプ内に定義されたキー」:タイプファイルで「データベースキーの一部」にチェックが入っている
変数をもとに作成されたハッシュ値(ロボットで読み取れる値)を
キーとします。
「変数」:変数の値をキーにします。
※ハッシュ値ではなく値そのものがキーとなります。
「エクスプレッション」:エクスプレッションでキーを指定します。
※ハッシュ値ではなく値そのものがキーとなります。
「コンバータ」:コンバータでキーを指定します。
※ハッシュ値ではなく値そのものがキーとなります。
以下、「タイプ内に定義されたキー」とその他との違いになります。
④デザインモードで実行:実行モードがデザインの状態で、データベース データ登録ステップの実行を
反映したい場合にチェックを付けます。
【注意点】
- 変数を格納するTypeファイル用のテーブルを、「データベース データ登録(Store in Database)」ステップ以外の方法(「SQL実行(Execute SQL)」ステップなど)を使用して直接更新した場合、「データベース データ登録(Store in Database)」ステップでのハッシュ値(ObjectKey)の算出が正しく動作しない可能性があります。
DSからデータベースに変数の値を格納する際の主キー - MySQLのutf8は4バイト文字が使用できない
- 「Unable to update extracted in latest run」エラーとなります。 原因と対応方法を教えて下さい。
- タイプの属性にて「必須」、変数で「パラメータとして使用」を有効にした場合の挙動
【関連情報】
- レコードを登録する
- BizRobo! miniでのローカルDBの設定方法
- タイプファイルからテーブルを作成する
- BizRobo! Basic で使用する3種類のデータベースについて
- MCのバックアップで移行可能/不可能な内容
- ロボット作成時の注意点 (ロボット設計ガイドライン)
- 「データベース データ抽出(Find in Database)」ステップ
- 「データベース照会(Query Database)」ステップ
- 「SQL 実行(Execute SQL)」ステップ
※この記事は2021年2月24日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。