DAで扱えるデータの種類(変数のタイプ)

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Desktop Automation(DA)では以下に示すデータの種類(変数のタイプ)を扱うことができます。

【使用するステップ】

  • なし

 

【実装例】

1. よく使用する変数

  • Text / テキスト
    改行を含むテキストを格納します。WEBサイトやExcelから抽出・転記など、幅広く使用できます。
    ※DAではDSのShort Text / Long Textの区分は無く、Text型に統一されています。

  • Integer / 整数
    "12"、"-12" のような整数を格納します。
    "+12"とプラス記号付きの値を格納した場合は、"12"として格納されます。
    エクスプレッションで足し算・引き算を行う場合など、文字列ではなく数値として扱う必要がある場合はInteger型を使用します。

  • Binary / バイナリ

    様々な形式のデータを格納することができます。
    DS・DA間でファイルを受け渡す際などに使用します。

2. 全ての変数のタイプと概要及び、各タイプに値・ファイルを受け渡し可能なDSの変数のタイプ
 ※DSの変数のタイプは、DSで扱えるデータの種類(変数のタイプ)を参照ください。

種類 種類(訳) 概要 DAに受け渡し可能な
DSの変数
Binary バイナリ バイナリデータ。様々なファイルのデータを格納できる。
DAのExtract ImageステップやWrite Fileステップなど、ファイルを抽出・出力する際に使用する。
Binary, Excel, Image, PDF, Session(Chromium CEFで復元はできません)
Boolean ブール値
(論理値)
"true" または "false" といった、関数の結果。 Boolean
Integer 整数 12、-12 のようなの整数。
+12とプラス記号付きの値を格納した場合、12として格納される。
Integer
Number 数値 12. 345、-12. 345 のような小数点を含む数値。
+12. 345とプラス記号付きの値を格納した場合、12. 345として格納される。
Number
Password パスワード パスワード(テキスト)。
データを表示する際、文字をアスタリスクに置き換えて表示する。
※DAでWEBサイトなどから抽出したテキスト情報をPassword型に格納することはできません。
Character, HTML, JSON, Long Text, Password, Properties,
Short Text, XML
Text テキスト テキストを格納する。
改行コードが含まれる場合、改行して出力・表示する。
WEBサイトやExcelから抽出・転記など、幅広く使用可能。
Character, HTML, JSON, Long Text, Properties,
Short Text, XML
OAuthCredentials OAuth
認証情報
OAuth認証情報を格納する。
Management Consoles(MC)にあらかじめ登録したOAuth認証情報の受取り用に使用する。
OAuthCredentials
(※BizRobo!で設定されているタイプ。ユーザが変更することはできない)

 

 

【注意点】

  • DSの変数に以下のタイプを指定している場合、DAに値を渡すことができません。
    DSの変数のタイプを変更する、または受渡し用の変数を作成し、移し替えて受渡しする等で
    ご対応ください。
     「Country、 Currency、 Date、 Language」

 

※この記事は2021年1月4日にver10.4.0.2で作成したものです。

※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。