「カレント ウィンドウ設定(Set Current Window)」ステップ

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【ステップの効果】

  • 複数ウィンドウが開いている場合、別のウィンドウを現在のウィンドウとします。
    上記により、次以降のステップが操作する対象ウィンドウとして設定することができます。

 

【使用方法】

  1. 「アクションステップ」を作成します。
  2. 「ブラウザ ウィンドウ」>「カレントウィンドウ設定」を選択します。


  3. 「ウィンドウ設定」で例として「ウィンドウまたはフレーム」を選択します。
    mceclip1.png

  4. 「ウィンドウ又はフレーム」の下に表示される「ウィンドウを選択」のプルダウンリストから
    操作対象のウィンドウにしたいウィンドウを選択します。
    mceclip2.png


【補足】 
以下、別の方法による「カレント ウィンドウ設定(Set Current Window)」ステップ 作成方法になります。

方法1:
DSの「画面表示区域」には下記のように複数ウィンドウを開いた状態で、操作したいウィンドウのタブを右クリックし、「現在のウィンドウとして設定」を選択します。
    

方法2:
DS右下側の「変数・フレーム表示区域」で「フレーム」タブをクリックし、DSで開いたウィンドウのリストが表示されます。操作したいウィンドウを右クリックし、「現在のウィンドウとして設定」を選択します。
    

【設定項目



①「ウィンドウ設定」:ウィンドウの設定方法を選択します。

 設定方法についての詳細は以下となります。
  

  • 「ウィンドウまたはフレーム」の場合
     「ウィンドウを選択」のプルダウンリストからウィンドウを指定します。

     ウィンドウを指定する方法は、以下の3つとなります。

     1.「ウィンドウ名」または「ウィンドウ #〇〇 ({ウィンドウ名})」を直接に選択して、
       操作対象としたいウィンドウを指定します。
       ※「#」の後の番号は、左から何番目のウィンドウかを指定しています。
        ウィンドウ名とDSのタブに表示されている名前は違う値なので、ご注意下さい。
      mceclip0.png

     2.「ウィンドウIDがバターンと一致する範囲」を選択した場合
       パターン:検索したいウィンドウ名を指定します。
       
       下記キャプチャの黄色い部分は「ウィンドウIDがバターンと一致する範囲」の検索範囲に
       なります。

       ※以下の場合に限り、検索範囲外となるためご注意下さい。
        ・「ウィンドウ #〇〇 ({ウィンドウ名})」の先頭にある「ウィンドウ #〇〇」の部分
        ・「変数を開く(Open Variabele)」ステップで開かれたウインドウ
        例)ウインドウ 「Variable: excel」、ウインドウ 「Variable: xml」
       
       例えば、下記の黄色い部分は「ウィンドウIDがバターンと一致する範囲」の
       検索範囲になります。
       パターン「.*ウインドウ.*」で検索範囲でウィンドウID/ウィンドウ名を検索して、
       「Test_ウインドウID」というウインドウをカレントウインドウとして設定します。
      mceclip1.png

     3.「HTMLがバターンと一致している場合」を選択した場合
       HTMLバターン:検索したいウインドウのHTML情報を指定します。
       次に一致:以下から検索範囲を指定します。
         ・テキストのみ:HTML中のテキスト(Text)だけを検索範囲とします。
         ・HTML:HTML全体を検索範囲とします。

       例として、DSに表示されている名前のウィンドウを選択するために、
       「HTMLパターン」に「.*Login to TWS.*」とし、
    「次に一致」をテキストのみとして、
       検索範囲から検索した場合を記載します。

      mceclip2.png

  • 「タグファインダーで見つかったフレーム」の場合
     ファインダータブで検出されたタグで作成されているウィンドウを指定します。
     ただし、検出するタグは FRAME 要素、IFRAME 要素、OBJECT 要素または EMBED 要素
     でなければなりません。

     

     例として、AmazonのホームページからIFRAME 要素のタグを検出した場合となります。
     ※以下の赤枠にある<iframe>要素を検出しております。
     出典:「Amazon」 はアマゾン株式会社のサービス


    iframeタグを右クリックし「その他」>「現在のウインドウとして設定」を選択して、ステップを追加すると、ファインダーが自動的に作成されました。


    ステップを実行すると、下記ウィンドウがカレントウインドウとして設定されました。


【注意点】

以下、本ステップを利用した場合の問題についてとなります。ご参考下さい。

 

【関連情報】



※この記事は2020年12月18日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。