「ファイル削除(Delete File)」ステップ

フォローする

【ステップの効果】

  • ファイルまたはディレクトリ(フォルダ)を削除することが出来ます。

【使用方法】

  1. 「アクションステップ」を作成します。

  2. 「アクションの選択」>「ファイル システム」を選択>「ファイル削除」を選択します。


  3. 「アクション」タブにて、
    「ファイルまたはディレクトリ」に削除したいファイル名またはディレクトリ名(フォルダ名)を含む
    ファイルパスで入力します。
    「デザイン モードで実行」にチェックを付けます。


  4. ロボットを保存します。
    矢印先のステップをクリックして、Delete File(ファイル削除)ステップを進めます。
     

  5. 指定したファイルパスのファイルまたはディレクトリ(フォルダ)が削除されていることを確認します。
    ※上記で設定した削除対象のtest.txtのみが削除され、test2.txtは残っています。
    ​​​


【設定項目】

  
   ①ファイルまたはディレクトリ:削除したいファイル名又はディレクトリ名(フォルダ名)と
                                                            パスを指定します。

   ②空でないディレクトリを削除:削除したいディレクトリ名(フォルダ名)にファイルが存在していても
                                                            削除する場合はチェックを付けます。


   ③デザイン モードで実行:実行モードがデザインの状態で、ファイル削除ステップの実行を
                                                  反映したい場合にチェックを付けます。



【注意点】

  • 「空でないディレクトリを削除」のチェックが外れている状態で、空でないディレクトリ(フォルダ)
      を指定すると、以下のエラーとなります。

    ※デザインモード実行
    ”ターゲットに到達できないとき:ファイル削除 アクションによるエラーが発生しました。
    ディレクトリ "[フォルダパス]" を削除できませんでした。ディレクトリは空ではありません。”

    ※デバックモード実行
    ”ファイル削除 アクションによるエラーが発生しました。ディレクトリ "[フォルダパス]" を
    削除できませんでした。ディレクトリは空ではありません。”
  • 対象のファイルがユーザ間共有の状態である又はファイルサイズが大きい場合は、一時的にPCの
    メモリ消費量が上がり、負荷が高くなるため、削除が完了するまでに時間が掛かる場合を考慮する
    必要があります。

  • ファイル名またはディレクトリ名(フォルダ名)を含むファイルパスの指定方法が間違っている場合は、
    エラーが出力されます。
    DSのファイルパスを設定するステップで、fileプロトコルを利用すると実行時にエラーが発生する

  • 削除するファイルと出力するファイルが同パス、同名の場合、「ファイル削除(Delete File)ステップ」を
    先に実行すると、出力予定のファイルが削除されてしまうことがあります。
    DSのデザインモードで、出力したファイルが削除されている


【関連情報】

※この記事は2020年8月24日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。