「値判定(Test Value)」ステップで西暦の日付に該当する和暦を判定して、「変数の変換(Convert Variables)」ステップで西暦の日付を和暦の日付に変換することができます。
【使用するステップ】
- 「トライ(Try)」ステップ
- 「値判定(Test Value)」ステップ
- 「変数の変換(Convert Variables)」ステップ
【実装例】
- 西暦の値を和暦に変換するため、事前に各元号の最初の日を変数に格納しておきます。
- 値判定(Test Value)ステップで、事前に設定した和暦の各元号の開始日付の値を判定条件として、入力した西暦の日付の値がどの元号を属するかを判定します。
例)西暦の日付変数(input_日付西暦) >= 各元号の最初の日(和暦判断基準.令和~明治)
- 変数の変換(Convert Variables)ステップで、判定結果を基に西暦日付の値(年、月、日)を組み合わせて和暦として変換します。
① 元号の英語略称です、ここで令和の元号の英語略称(R)になります。
② 元年です、ここで令和の元年(2019)になります。
③ 変換する前の西暦日付の変数です。
※各和暦(令和~明治)の「元号の英語略称」と「元年」は下図をご参照ください。
【注意点】
- 値判定は、設定した条件の範囲内のデータを判定するため、判定したい値を追加したい時は、判定前後の処理に合わせて条件を追加する必要があります。
例)「1868-01-25 :M1.1.25」より以前の西暦日付を入力した場合、値判定の範囲外となり、以下の値判定エラーが発生します。
⇒ 値判定 アクションによるエラーが発生しました。値判定 アクションにより実行が停止しました。
【関連情報】
- トライステップとは
- 「判定(Test)」ステップの使い方
- 「変数の変換(Convert Variables)」ステップの使い方
- DSでExcelに入力された日付を日本語書式に設定する方法
- 元号改正(令和)によるBizRobo! Basic の影響範囲
※この記事は2020年10月12日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。