概要
DSでGmailを開く場合、デフォルトのWebkitエンジンではログインを試みた際に「ログインできませんでした」と表示され、開けない場合があります。
上記のメッセージが表示された場合、 Chromiumを使用することで、 Gmailを開くことが可能です。
Chromiumの詳細については『Chromium の概要』を、 Chromiumの使用方法については『ChromiumでWebページを開く方法』を参照してください。
※対象ページの仕様変更によっては、下記手順で表示できなくなる場合があります。
また、Google APIを使用しての操作も可能です。Google APIによる操作の大まかな流れについては『GoogleアプリをAPI経由でロボット化する方法(Gmail、Googleドライブ、Googleスプレッドシートの操作)』を参照してください。
※BizRobo! DX Cloud、BizRobo! miniでは使用できません。
下記は、ChromiumでGmailを開く手順です。参考にしてください。
注意事項
環境によっては、Googleアカウントの「安全性の低いアプリの許可」をオンにする必要があります。
「安全性の低いアプリの許可」をオンにする場合は、お客様判断にて実施をお願いします。
<参考外部サイト>
安全性の低いアプリと Google アカウント
作業手順
1.Chromiumのuser-agentを変更する。
user-agentの変更方法については『Chromiumのuser-agentを変更する方法』を参照してください。
※2021年8月現在、ChromeやEdge等のuser-agentの場合、
Chromiumでも「ログインできませんでした」エラーが発生することが報告されております。
ご利用頂きたいuser-agentで接続できない場合は、
下記例のようにFirefoxのuser-agentを設定してお試しください。
<例>
chrome:user-agent = Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64; rv:90.0) Gecko/20100101 Firefox/90.0
2.Chromiumにて、下記URLのWebページを開く。
<URL>
https://mail.google.com/mail
3.メールアドレスを設定する。
4.「次へ(Next)」ボタンをクリックする。
5.パスワードを設定する。
※必要に応じてMCの「パスワードストア(Password Store)」を使用してください。なお、 BizRobo! miniでは「パスワードストア(Password Store)」を使用できません。
6. 「次へ(Next) 」ボタンをクリックする。
<実行結果>
レコーダービューにGmail画面が表示されます。
区分 | 確認Ver |
手順 | 10.4.0.1 |