DSの「スタイルを無視(Ignore Styles)」機能は、開発時にブラウザでレンダリングされる「生のHTML」に対して、Style適用せずに作業できるようにするための機能です。
「スタイルを無視(Ignore Styles)」機能はDSのデザインモードでのみ有効な機能で、ロボットに関連づいている機能ではないため、ロボットを閉じて、再度開く際には、都度設定する必要があります。
なお、ロボットの実行時には、チェック有無に関わらずHTML、CSS、JavaScript に適用されません。
想定される「スタイルを無視」にチェックを入れる有効場面としては、以下となります。
・外部ブラウザ(chromeやIEなど)とClassicブラウザでのWebページの表記が異なる場合
(以下参考例)
■「ページ読込(Load Page)」ステップでWebページが表示されないが、HTML要素などの情報は取得出来ている場合
Classicブラウザで対象のWebページを読み込んだ際に正しく表示されず、対象の要素を選択することが難しい場合があります。
※難しいだけで、「抽出(Extract)」ステップによる文字取得や「クリック(Click)」ステップによる画面遷移は可能です。
このような場合、「スタイルを無視(Ignore Styles)」にチェックを入れると、対象の要素が選択しやすくなります。
注意事項
不具合により、元からHTML、CSS、JavaScript が正しく認識されない場合があります。
その場合に「スタイルを無視(Ignore Styles)」の設定にて問題が解決する可能性がありますが、開発時のみ有効なため、注意してください。
詳しい内容は『バージョンアップにより、Webサイトで利用する項目がDSにて表示されなくなることがある。』を参照してください。
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