Excelのセルに入力されている値と「セル値抽出(Extract Cell)」ステップで抽出した値が異なる場合の対処方法

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概要

「セル値抽出(Extract Cell)」ステップの「次を抽出(Extract This)」項目で「書式設定された値(Formatted Values)」が選択されていると、セルに入力されている値ではなく、セルに表示されている値を抽出します。※デフォルトで「書式設定された値(Formatted Values)」が選択されます。

本ナレッジでは、例として下記2つの手順を紹介します。
 例1)セルに入力されている時刻をプレーン値として抽出し、別のセルに抽出元と同じhh:mm形式で転記する手順
 例2)セルに入力されている12桁以上の数値をプレーン値として抽出し、別のセルに抽出元と同じ標準形式で転記する手順

使用例

例1.時間を抽出する場合

3813_01.png
(図1.例1_概要)

 

例2.12桁以上の数値を抽出する場合

※Excelでセルに12桁以上の数値が入力されており、かつセルの書式が標準の場合、指数表示されます。

(図2.例2_概要)

セルに入力されている値を抽出したい場合は「セル値抽出(Extract Cell)」ステップの「次を抽出(Extract This)」項目で「プレーン値(Plain Values)」か「式(Formulas)」を選択してください。
※セルに式が含まれていない場合、「式(Formulas)」を選択しても「プレーン値(Plain Values)」を選択した場合と同じ値を抽出します。
抽出したプレーン値は「セルのコンテンツ設定(Set Content of Cell)」ステップでフォーマットを設定することで、抽出元と同じ表示形式で別のセルに挿入できます。

 

前提

 ・抽出したセル値を格納するためのテキスト型変数を作成します。
  ※本手順では”value”と言う変数名で作成しています。

 ・セル値抽出対象のExcelファイルは、「変数を開く(Open Variable)」ステップで、ウィンドウズビューに表示されているものとします。


(図3.前提条件)

手順

  • 例1)セルに入力されている時刻をプレーン値として抽出し、別のセルに抽出元と同じhh:mm形式で転記する手順

    1. ウィンドウズビューで、転記元のセルを右クリック→「抽出(Extract)」→「テキスト(Text)」→ 前提で作成した変数を選択

      (図4.例1_手順1)

    2. 手順1で作成した「セル値抽出(Extract Cell)」ステップの「次を抽出(Extract This)」項目で「プレーン値(Plain Values)」を選択

      (図5.例1_手順2)

    3. ウィンドウズビューで、転記先のセルを右クリック→「コンテンツ設定(Set Content)」を選択

      (図6.例1_手順3)

    4. 『セルのコンテンツ設定(Set Content of Cell)』ダイアログで、「コンテンツ(Content)」項目の右端の▼から「コンバータ(Converters)」を選択

      (図7.例1_手順4)
    5. 「変数を取得(Get variable)」をダブルクリック

      (図8.例1_手順5)

    6. 『変数を取得(Get Variable Configuration)』ダイアログの「変数(Variable)」項目で、前提で作成した変数を選択
    7. [OK]ボタンをクリック

      (図9.例1_手順6と7)
    8. 「フォーマット(Format)」項目にhh:mmと入力
    9. [OK]ボタンをクリック

      (図10.例1_手順8と9)
      • <実行結果>

        (図11.例1_実行結果)
  • 例2)セルに入力されている12桁以上の数値をプレーン値として抽出し、別のセルに抽出元と同じ標準形式で転記する手順

    1. ウィンドウズビューで、転記元のセルを右クリック→「抽出(Extract)」→「テキスト(Text)」→ 前提で作成した変数を選択

      (図12.例2_手順1)
    2. 手順1で作成した「セル値抽出(Extract Cell)」ステップの「次を抽出(Extract This)」項目で「プレーン値(Plain Values)」を選択

      (図13.例2_手順2)
    3. ウィンドウズビューで、転記先のセルを右クリック→「コンテンツ設定(Set Content)」を選択

      (図14.例2_手順3)
    4. 『セルのコンテンツ設定(Set Content of Cell)』ダイアログで、「コンテンツ(Content)」項目の右端の▼から「コンバータ(Converters)」を選択

      (図15.例2_手順4)
    5. 「変数を取得(Get variable)」をダブルクリック

      (図16.例2_手順5)
    6. 『変数を取得(Get Variable Configuration)』ダイアログの「変数(Variable)」項目で、前提で作成した変数を選択
    7. [OK]ボタンをクリック

      (図17.例2_手順6と7)
    8. 「フォーマット(Format)」項目に「General」を選択
    9. [OK]ボタンをクリック

      (図18.例2_手順8と9)

      • <実行結果>

        (図19.例2_実行結果)

補足

DAでExcelのセルの値を転記した際に、転記先セルに書式が反映されなかった場合は、DAで対象セルを選択→「F2 + Enter」のキー操作を行うステップを実行することで解決することがあります。



区分 確認Ver
逆引き 10.4.0.4

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