概要
「Device Automation(Desktop Automation)」ステップ内のフローで、該当画面が表示されているか否かで後続の処理を変更することができます。
各ステップの「Guard」などで「Location Found」と「Location Not Found」を同列の分岐として設定することで、条件に一致するステップへ処理を移行できます。
※「Location Found」は指定した「Component(要素)」が見つかるまで待機するステップです。
使用例
以下、Yahooのホームページが表示されている場合、「Press Key」ステップを実行し、表示されていない場合は「Left Click」ステップを実行する設定例を説明します。
①、「Press Key」ステップを実行する例
下記のようにYahooのホームページが表示されている場合、
「Press Key」の分岐を実行します。
②、「Left Click」ステップを実行する例
Yahooのホームページが表示されていない場合、
「Left Click」の分岐を実行します。
注意事項
- Componentの内容は、「Location Found」、「Location Not Found」共に同内容を設定する必要があります。
- 「Location Found」実行前に対象の要素の生成が完了していなければ、指定した要素無しと判断されてしまうため、分岐をさせるステップの前に適切な待ち時間を設定する必要があります。
参考
同様の処理を「Try Catch」ステップで設定することも可能です。
詳細は『Try Catch』、『DAで操作するアプリケーションをアクティブにする』を参照してください。
区分 | 確認Ver |
逆引き | 10.4.0.4 |