【ステップの効果】
-
ファイルを作成することが出来ます
【使用方法】
- 「アクションステップ」を作成します。
- 「アクションの選択」>「ファイル システム」を選択>「ファイル出力」を選択します。
- 「アクション」タブにて、
「ファイル名」に出力したいファイル名を含むファイルパスを入力します。
「デザイン モードで実行」にチェックを付けます。
- さらに、「ファイルコンテンツ」に出力したいファイルの内容が格納されている変数を選択します。
例)Excelファイルの場合は、Excelタイプの変数に「Excel データがロードされました(*.xlsx)」と
表示されます。
※予め変数欄にファイルコンテンツで選択するための変数(Excel、Json等)を作成しておく必要があります。 - 他、「ファイルエンコーディング」にて、出力したいファイルで使う文字コードを選択します。
デフォルトはUTF-8になります。
【設定項目】
①ファイル名
出力したいファイル名とパスを指定します。
※「値」、「変数」、「エクスプレッション」、「コンバータ」から選択します。
②ファイル コンテンツ
出力したいファイルのコンテンツを設定します。
※「値」、「変数」、「エクスプレッション」、「コンバータ」から選択します。
③ファイル エンコーディング
出力するファイルの文字コードを指定します。
※ロボット内で文字コードを変更している場合は同様に変更して下さい。変更していない場合は、元ファイルの文字コードを選択して下さい。
④ファイルに追加
存在しているファイルに対してファイル名とパスを指定している場合且つ、追記する場合にチェックします。
※ファイルの種類によって挙動が異なるため、基本的にチェックは必要ありません。
⑤ディレクトリを作成
①のファイル名に設定したパスが無い場合、ファイルと共にパス(ディレクトリ)も作成したい場合にチェックします。
⑥デザイン モードで実行
実行モードがデザインの状態で、ファイル出力ステップの実行を反映したい場合にチェックします。
【注意点】
- 「ファイルコンテンツ」に設定したコンテンツの内容が入力されていない状態で、ファイルを出力した場合、ファイルを開くことができませんというエラーが表示される場合があります。一度ファイルを削除してから、コンテンツの内容が入力されている状態でステップを実行して下さい。
”○○でファイル [ファイル名] を開くことが出来ません。ファイル形式またはファイル拡張子が正しくありません。 ファイルが破損しておらず、ファイル拡張子とファイル形式が一致していることを確認して下さい。”
例)Excelファイル
- Excelファイル(xlsx)を「ファイルに追加」にチェックして実行すると、内容に問題が見つかりましたというエラーが出力されるため、一度でも間違って出力してしまった場合は、ファイルを削除してから、「ファイルに追加」のチェックを外してステップを実行して下さい。
” ’○○○.xlsx’の一部の内容に問題が見つかりました。可能な限り内容を回復しますか?
ブックの発行元が信頼できる場合は、[はい]をクリックしてください。”
- 「ファイル削除(Delete File)」ステップ→「ファイル出力 (Write File)」ステップでファイルが削除されることがあります。
DSのデザインモードで、出力したファイルが削除されている
- ファイル名やファイルパスが原因でエラーとなるパターンがあります。
ファイル出力(Write File)ステップで、ファイル名の記載が原因でエラーとなるパターン
- DS上では認識出来ない文字により、ファイルパスを誤認識してしまうことがあります。
ファイルパスを設定するステップにて正しいパスを指定してもエラーが発生する
【関連情報】
※この記事は2020年9月17日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。