【ステップの効果】
- このアクションは、ファイルをブラウザまたは変数に読込ます。
【使用方法】
- 「アクションステップ」を作成します。
- 「アクションを選択」>「ファイルシステム」>「ファイル読込」を選択します。
- 「ファイル名」で読み込むファイルへのパスを指定して、「出力値」でブラウザに読み込むかまたは変数に保存するかを指定します。
【補足】
- 「ファイル読込(Load File)」ステップと他のステップと組み合わせて、各種類のファイルの開き方について下記ナレッジをご参照ください。
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- Excelファイルの場合
保存してあるExcelファイルを開く(書き込み可能)
保存してあるExcelファイルを開く(読み取り専用) - CSVファイルの場合
CSVファイルを開く - テキストファイルの場合
テキストファイルを開く - PDFファイルの場合
PDFファイルを開く
- Excelファイルの場合
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CSV/ExcelファイルをHTML形式で開くことも可能です。
① 「アクション」 タブ > 「オプション」の「設定」をクリックします。
②「オプション」ウインドウ中「レガシー」タブを開きます。
③「フォーマット処理」で「クラシックローディング」を選択します。
④ファイルの種類によって処理を選択します。
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- CSVの場合、
「CSV」で「HTMLへ変換」を選択します。 - Excelの場合、
「ExcelからHTMLへ変換」をチェックします。
- CSVの場合、
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CSVファイルをHTML形式で開く例:
変換前:CSVファイルは編集不可となります。
変換後:HTMLのように操作可能な状態になります。
【設定項目】
①「ファイル名」:読み込むファイルへのパスを指定します。
②「出力値」:ブラウザに読み込むかまたは変数に保存するかを指定します。
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- ブラウザにロード
ファイル内容がブラウザに表示されますが、編集処理が不可となります。
※ブラウザにロードした後、続いて抽出や編集などの処理をしたい場合、ブラウザ右下の「アクション選択」をクリックして、処理を選択します。
- Excelファイルの場合
- CSVファイルの場合
- テキストファイルの場合
- PDFファイルの場合
- Excelファイルの場合
- 変数に抽出
ファイルの種類によって、事前に適当な変数タイプの変数を作成しておいて、「変数」に設定します。
例:Excelファイルを変数にロードしたい場合、変数タイプがExcel型の変数を選択します。
- ブラウザにロード
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③「次の時に続行 」:Webサイトの読込時間を考慮し、詳細な設定を行う際に利用します。
④「オプション」:通信周りやjavascript等、詳細な設定を行う際に利用します。
【注意点】
- 環境依存文字を含むCSVファイルやテキストファイルを開く際、エンコーディングが自動だと文字化けします。詳細は下記の関連情報を確認してください。
テキストファイル(CSV含む)読み込み時にデータが文字化けする場合の対応方法 - アクセス制限されているフォルダを参照するための設定方法
- DSでExcelファイル読込時、「OpenXML4JRuntimeException」が発生した時の対処法
- Ver.10.4では多言語XMLファイルの解析に長時間要してしまう
- ExcelファイルのロードエラーDSでExcelファイルを保存後、同じファイルを再度読み込むと保存した内容が反映されていない
- DSでExcelファイルを保存後、同じファイルを再度読み込むと保存した内容が反映されていない
- 「ファイル読込(Load File)」ステップで読み込むファイルパスに、OSのコマンド結果を用いた場合の注意事項
【関連情報】
※この記事は2020年11月9日にver10.4.0.2で作成したものです。
※本記事は初心者の方に分かりやすくご説明することを目的としております。
そのため、意図的に厳密な表現を避けている場合がございますのでご了承ください。