ローカルに保存されている画像ファイルをDataURIに変換し、HTMLメールで送信する方法

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概要

ローカルに保存されている画像ファイルをHTMLメールに埋め込むには、画像ファイルをBase64形式で変換し、DataURIとして記載する方法があります。
下記は「メール送信(Send Email)」ステップにて設定する手順です。参考にしてください。

注意事項

受信するメールソフトによっては画像が表示されない可能性があります。
例として、Gmailはbase64で組み込まれた画像の表示に対応していないことが確認できています。
本ナレッジ手順では、Outlookを利用している場合を想定して検証を行っています。

作業手順

1.画像ファイルを格納する「Binary」型の変数を作成する。
 01.png

2.「ファイル読込(Load File)」ステップを追加する。

3.「アクション」タブの「ファイル名(File Name)」項目にローカルに保存されている画像ファイルのパスを入力する。 

4.「出力値(Output)」項目で「変数に抽出(Extract to Variable)」を選択する。

5.「変数(Variable)」項目に手順1で作成した変数を選択する。
 02.png

6.メール送信(SendEmail)」ステップを追加する

7.「アクション」タブ内の「メッセージ(Message)」タブにて「メッセージ(Message)」項目の入力方法を「エクスプレッション(Expression)」に変更する。 
 03.png

8.「メッセージ」項目に 画像データをBase64形式でDataURIへ変換する式を記述する。 

下記は、変数Sampleに格納した画像ファイルを100x100サイズのimage(pngデータ)としてBase64形式で変換して扱う式です。参考にしてください。 

>><img src="<< + >>data:image/png;base64,<<+base64Encode(Sample) + >>" width="100" height="100"><< 

 04.png

9.「メッセージ タイプ(Message Type)」項目で「HTML」を選択する。
 05.png

参考

「メール送信(Send Email)」ステップ
メールを送信する
SendMailアクションで利用できるTLSバージョン
「メール送信(Send Email)」ステップで、メール本文に画像やリンクを挿入する方法
「メール送信(Send Mail)」ステップで、本文中にExcelの表を記載する方法

区分 確認Ver
手順 10.3.0.4