概要
Kappletのスケジュールは登録(インストール)したユーザーごとに作成されるため、RoboServer Settingsの「ユーザー管理の有効化」に関わらず実行されますが、「ユーザー管理の有効化」を無効にすると、設定したスケジュール内容を確認できなくなります。 なお、各ユーザーが設定したKappletのスケジュール内容は管理者でも確認はできません。
また、Kappletの実行ログは、MCの「ログ(Logs)」タブの「スケジュール実行(Schedule Runs)」や「スケジュール メッセージ(Schedule Messages)」に表示されません。
※「ロボット実行(Robot Runs)」や「ロボット メッセージ(Robot Messages)」には表示されます。
把握していないところでロボットが動作する可能性があるため、バージョン移行作業や「ユーザー管理の有効化」の切り替え時は、Kappletのスケジュール管理に注意してください。
「ユーザー管理の有効化」を切り替えた場合のKappletの表示の違い
①「ユーザー管理の有効化」がON
管理者ユーザーとして「test」という名前のKappletを登録(インストール)した画面です。この状態では、スケジュールの確認、設定が可能です。
②「ユーザー管理の有効化」をOFFに変更
管理者ユーザーではない別のユーザーとして扱われるため、Kappletが登録(インストール)されていません。この状態ではスケジュールの確認、設定はできませんが、①の状態で設定されていたスケジュールは実行されてしまいます。
参考
バージョンアップ実行サンプル
Kappletの実行ログとスケジュール設定の一括削除
Kappletでエラーが発生した際のKapplet名の確認方法
「Kapplet User」に特定のKappletのみを使用させる方法
MCの管理者ユーザー情報登録方法(MCでのUser&Group設定の有効化)
区分 | 確認Ver |
仕様 | 10.3.0.7 |