システム日付を利用し「変数の割当(Assign Variable)」ステップなどで値を加工することで前日や一週間前などの日付を取得することができます。
この記事の構成は下記の通りです。必要に応じてご参考ください。
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日付を取得するための準備作業
日付を取得する方法4パターン
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初めに、システム日付(現在の日時)を取得するために下記作業を行ってください。
「変数の割当(Assign Variable)」ステップの設定方法
- 「変数の割当(Assign Variable)」ステップを追加する。
- 「値(Value)」項目の右側「▼」をクリックし、入力方法を「コンバータ(Converters)」に変更する。
- 「値(Value)」項目にて「変数を取得(Get Variable)」が選択されている状態で「-」をクリックする。
- 「値(Value)」項目にて「+」をクリックする。
- 「エクスプレッションを評価(Evaluate Expression)」を選択する。
- 現在の日時を取得するため「エクスプレッション(Expression)」項目に「now()」と入力する。
- 「OK」ボタンをクリックする。
■指定した日数/月数/年数分増減した日付を取得する方法
「値(Value)」項目にて「+」をクリックし、「日付処理(Date Handling)」>「変更日(Modify Date)」を選択することで、日数・月数・年数の増減の設定が可能です。
<例>
・1日前の場合
「変更する入力日付の部分」項目で「日(Day)」、「量」項目で「1」、「関数」項目で「入力日付から量を減算(Subtract Amount from Input Date)」を設定。
または、「変更する入力日付の部分」項目で「日(Day)」、「量」項目で「-1」、「関数」項目で「入力日付に量を加算(Add Amount to Input Date)」を設定します。
↓出力結果
・1週間前の場合
「変更する入力日付の部分」項目で「日(Day)」、「量」項目で「7」、「関数」項目で「入力日付から量を減算(Subtract Amount from Input Date)」を設定。
または、「変更する入力日付の部分」項目で「日(Day)」、「量」項目で「-7」、「関数」項目で「入力日付に量を加算(Add Amount to Input Date)」を設定します。
↓出力結果
・1カ月前の場合
「変更する入力日付の部分」項目で「月(Month)」、「量」項目で「1」、「関数」項目で「入力日付から量を減算(Subtract Amount from Input Date)」を設定。
または、「変更する入力日付の部分」項目「月(Month)」、「量」項目で「-1」、「関数」項目で「入力日付に量を加算(Add Amount to Input Date)」を設定します。
↓出力結果
■当月月初の日付を取得する方法
「値(Value)」項目にて「+」をクリック、「日付処理(Date Handling)」>「日付の書式設定(Format Date)」を選択し、フォーマットの日付を1日にすることで当月月初の日付が取得できます。
- 「日付処理(Date Handling)」>「日付の書式設定(Format Date)」を選択する。
- 「フォーマットパターン(Format Pattern)」項目にて「yyyy-MM-01 HH:mm:ss」と入力する。
■前月末の日付を取得する方法
当月月初の日付を取得後、「日付処理(Date Handling)」>「変更日(Modify Date)」を選択し、1日減算する。
■当月末の日付を取得する方法
「日付処理(Date Handling)」>「変更日(Modify Date)」を選択、「月」を「1」加算し、翌月の日付を取得した後、「日付処理(Date Handling)」>「日付の書式設定(Format Date)」にて翌月初の日付を取得してください。当月末の日付は、翌月初の1日前の日付であるため、前に取得した翌月初の日付から「変更日(Modify Date)」にて「日」を「1」減算すると取得できます。
▼翌月の日付取得
▼翌月月初の日付取得
▼翌月月初の一日前(当月月末)の日付取得
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