概要
「変数の変換(Convert Variables)」ステップや、「変数の割当(Assign Variable)」ステップなどから
コンバータ処理を行うことで、日付から曜日を取得することができます。
本記事では、「変数の変換(Convert Variables)」ステップを使用して、
日付から曜日を取得する方法について紹介します。
注意事項
以下手順で行う[日付の書式設定(Format Date)]は、変換する日付書式が必ず『yyyy-MM-dd hh:mm:ss』形式である必要があります。
『yyyy-MM-dd hh:mm:ss』形式でない日付から曜日を取得する場合は、曜日取得手順の前に、日付を抽出する作業が必要となります。
前提
本手順では、以下の変数を使用します。
・日付(ShortText型):日付が格納されています。
・曜日(ShortText型):日付から取得した曜日を格納します。
手順
- 変換する日付を変数に用意します。
※『yyyy-MM-dd hh:mm:ss』形式でない日付から曜日を取得する場合は、以下の<日付書式の変更方法>で日付書式を『yyyy-MM-dd hh:mm:ss』形式に変換します。
<日付書式の変更方法>- 「変数の変換(Convert Variables)」ステップを追加し、下記を設定します。
- [+]をクリックします。
- [開始(From)]項目に、変数「日付」を指定します。
- [終了(To)]項目に、変数「日付」を指定します。
- [コンバータ(Converters)]項目の[+]をクリックし、[日付処理(Date Handling)] - [日付抽出(Extract Date)]を選択します。
- 設定:日付抽出(Extract Date Confiiguration)」画面にて、下記を設定します。
- [フォーマット(Formats)]の[+]をクリックし、[フォーマットパターン(Format Pattern)]を選択します。
- [パターン(Pattern)]項目に、抽出元の日付のパターンを入力します。
今回は元の日付の書式が『2020-12-07』ですので、"yyyy-MM-dd"と入力しています。 - [ロケール(Locale)]項目の言語を選択します。
- 「変数の変換(Convert Variables)」ステップを追加し、下記を設定します。
- 「変数の変換(Convert Variables)」ステップを追加し、下記を設定します。
- [+]をクリックします。
- [開始(From)]項目に、手順1の変数を指定します。
- [終了(To)]項目に、変数「曜日」を指定します。
- [コンバータ(Converters)]項目の[+]をクリックし、[日付処理(Date Handling)] - [日付の書式設定(Format Date)]を選択します。
- 「設定:日付の書式設定(Format Date Configuration)」画面にて、下記を設定します。
- [ロケール(Locale)]項目の言語を選択します。
- [フォーマットパターン(Format Pattern)]項目に、取得したい曜日パターンを記述します。
- "EEE"と記述した場合 : 曜日のみが出力されます。
- "EEEE"と記述した場合 : "○曜日"と出力されます。
- "EEE"と記述した場合 : 曜日のみが出力されます。
区分 | 確認Ver |
手順 | 10.4.0.4 |