事象
列の末尾がZ〇の列のセルにステップを追加した際に、ファインダーに設定されるセルのアドレスが文字化けするため、ファインダーエラーとなってしまう。
※その他のセルは、正しい値を認識しているためエラーは発生しません。
エラーメッセージ
ターゲットに到達できないとき:範囲ファインダー1のエラー。認識されていないセルの範囲。参照の形式が適切ではありません。"B@Y1"は、セル、行、列の参照として認識できません。
発生条件
列の末尾がZ〇になるセルを操作対象にした場合
対処方法
下記の指定方法となるように指定する。
対象シート!{対象のセル}{行}
参考情報
エクスプレッションを用いて、finderを指定することも可能>>Sheet1!<< + toColumn() + 1
下図の例では、ZZ列はAから数えて702番目となるため、引数に702を与えることでZZを指定しています。また引数は変数で指定することも可能です。
パス抽出の場合
パス抽出の場合、変数に格納するセル情報が文字化けしてしまうため
再利用する場合には、文字列を置き換えます。
文字化けパターンは以下のようになっています。
ZAのセルの場合:A@A1 → テキストの置き換え:A@→Z
AZAのセルの場合:B@A1 → テキストの置き換え:B@→AZ
BZAのセルの場合:C@A1 → テキストの置き換え:C@→BZ
・
・
・
WZAのセルの場合:X@A1 → テキストの置き換え:X@→WZ
区分 | 発生Ver | 改修ID | 修正Ver |
不具合 | 10.3.0.7, 10.4.0.4, 10.7.0.4 | 1280201 |