MCとRSを別々に起動するメリットについて

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Q.MCとRSを別々に起動/運用するメリットは?
Management ConsoleとRoboServerでJVM内のHeapを共有する必要がなくなるため、RoboServerの稼働効率が挙がります。
また、MCの動作が安定します。(GCやロボットピーク稼働時の高負荷化によるパフォーマンス劣化の回避)

Tomcat構築環境では、MCのRepositoryDBを一般のRDBに置き換えることができるため、Apache Derbyの制約事項(登録スケジュール数、登録ロボット数の上限)が撤廃されます。

更に、MCがWebSphereやTomcatなどで稼働するWebアプリという位置づけになるとともに、MC自体を冗長構成にすることが可能になります。

Administrator’s Guide
Chapter 3 Tomcat Management Console
=>Advanced Configuration
==>High Availability

・ドキュメントは、製品をインストールした下記フォルダにインストールされています
C:\Program Files\Kapow<バージョン>\documentation\KofaxKapowAdministratorsGuide_EN.pdf
・旧バージョンのドキュメントはこちらのリンクより参照いただけます。
http://help.kapowtech.com/9.2/topic/doc/instmc/InstallingOnTomcat.Advanced.cluster.html

参考ナレッジ
製品同梱の Derby Database (Development Database) を使用する場合の注意事項
Roboserverだけを起動して、別環境のManagementConsoleに接続させる方法