Q.
すべてのAutomation Device 端末が使用中となっている状態で新たなDevice Automationロボットを動かすとどうなりますか?
A.
同じDA端末を操作する2つのロボットが同時に実行された場合、1つ目のロボットが15秒以上作業を行っていると、2つ目に実行されたロボットは待機後、ロボット単位でエラーになります。
Aのロボットが実行中の時、「開始から終了までBは待機する」といった制御を行う場合には、スケジュール機能をご利用いただく必要がございます。
詳細は下記ナレッジをご参照ください。
MCのスケジュールでロボット(タスク)を順次実行させる方法
MCのスケジュールで複数のロボットを順次実行するが、エラー発生時に後続ロボットを実行させないようにする方法
10.2以降のバージョンでは、RoboServerが使用可能なリモート環境(DAS)を探して使用可能な端末が(全端末がIn Used かOfflineなどで)見つからない場合、1秒の待機時間を持ち、これを15回トライします。(=15秒間待ち状態)
また、現行のバージョンでは、この15回トライ(=15秒の待ち時間)に関する設定の変更は出来ません。
《例》
DAステップの前にDSのステップを設けたロボットをMC上に上げ、DAステップを含む最初のロボットが実行されてから、競合した場合には、次のロボットから約15秒後にエラーが出ます。
一つのスケジュールにロボットを2つ含み、順次実行にしている場合には一つのロボットにつき15秒ずつ待機するので、ログ上の終了時間は約30秒後です。
(画像1.DeviceAutomationServiceテスト画面)
同じDA端末ではない場合、KCUに依存し、ステップアクション単位で待機・実行の制御がされます。
下記ナレッジもご参照ください。
Design Studioで実行した場合よりも、Management Consoleで実行した場合の方が、ロボットの処理時間が長くなる要因