Device Automationでのループと IF文 処理

フォローする

Loopの使用例

1.ループ作業で指定した回数だけループさせる方法
Device Automationでメモ帳を開き、指定した数だけの数字を入力する作業。

daloop1-1024x351.png

  1. Design Studio上で Integer 変数を作成し、数字を入力。(画面上では repeat と命名)
  2. ・この変数をDevice Automationステップの Inputとして指定。
  3. ・Device Automationステップの中で更に Integer変数を作成。(画面上では varnum と命名)
  4. ・Assign(割当)ステップを入れて varnum変数に 0 を指定
  5. ・メモ帳を開く
  6. ・ループステップを追加
  7. ・ループステップの中に Enter Text(テキストを入力)ステップで 1という数字を入力。
  8. ・同じループステップの中でEnter Text(テキストを入力)ステップの次に Conditional(条件)ステップを追加
  9. ・条件(Condition)を設定
    =(変数A != 変数B) →  変数Aと変数Bが一致しない
    =(変数A == 変数B) → 変数Aと変数Bが一致する
  10. ・一致しない場合、Assign(割当)ステップを追加して変数A(ここでは、varnum)に + 1 を
  11. ・一致する場合、Break(ブレーク)ステップを入れてループをBreak(ブレーク)

 
2.一致する内容を見つけたら、ループを止める方法(ドロップダウン)
メモ帳のフォント設定で文字セットのドロップダウンがトルコ語になったらループを止める

daloop3.png

  1. ・Device Automationの中でText 変数を作成
  2. ・メモ帳 → 書式 → フォントへ移動

daloop2.png

  1. ・ループステップを作成
  2. ・ループの中で文字セットのドロップダウンに表示されている値を抽出
  3. ・同じループステップの中でExtract Text(テキストを抽出)ステップの次に Conditional(条件)ステップを追加
  4. ・条件(Condition)を設定
    =(変数 != “値”) →  変数と値が一致しない
    =(変数 == “値”) → 変数と値が一致する
  5. ・Textタイプなので変数を ” “ の中に入れる
  6. ・ 一致しない場合、Press Keyステップを追加して↓ボタンを
  7. ・一致する場合、Break(ブレーク)ステップを入れてループをBreak(ブレーク)

 

ForEachの使用例

ForEachで回数を指定せずにループさせ、一致する内容を見つけたら止める方法(ドロップダウン)

Web上のドロップダウンを自動選択させる作業。
※参考として対象に合わせて実装ください。

__3_ForEach_____.jpg

(画像3_ForEachの注意箇所)

__4_________.jpg

(画像4_サンプル解析結果)

__5________.jpg

(画像5_テキストの選択)

  1. Design Studio上でText変数を作成し、ドロップダウンで選択したい値を入力。(画像3上では”選択文字”と命名)
  2. この変数をDevice AutomationステップのInputとして指定。
  3. Device Automationステップの中で下記の変数を作成
    Text変数(画像3上では”確認対象”と命名)
    Integer変数(画像3上では”Counter”と命名)
  4. ページを開き、対象のドロップダウンをクリックするまでのステップを追加
  5. ドロップダウン上で右クリックし[Loop]→[Each SELECT Sibling]を選択
  6. 作成された「For Each SELECT」内にて
    「Component」内の「Component」にドロップダウンを特定できる値を入力(画像上では”SELECT”)
    「For Each Loop」内の「Element Selector」にドロップダウンの子エレメントを入力(画像上では”> OPTION”)
    「For Each Loop」内の「Iteration Variable」に任意の新しい変数名を入力(画像上では”i”)
  7. 「For Each Loop」内にAssign(割当)ステップを入れて Counter変数に式(Expression)入力モードで”i + 1″を指定
  8. Assign(割当)ステップの次のステップコネクター「〇」まで実行
  9. 画像5の場所で右クリックし「ここから値を抽出」→「テキストイントゥー」→「確認対象」を選択
  10. 作成された「値を抽出」の「Component」内にて
    「Component」に式(Expression)入力モードで”OPTION[value=\”” + Counter + “\”]”を入力(「”」も含む)
    「Text(Regex)」のチェックを解除
  11. 「値を抽出」の次に「Conditional(判定)ステップ」を選択し「Conditon」に式(Expression)入力モードで”検索対象 == 確認対象”を入力
  12. 「Condition」の次のステップコネクター「〇」まで実行
  13. IEのタブを右クリックし「Press Key」→「Enter」を選択
  14. 作成された「Press Key」内にて
    押下するキーに「↓(Down Arrow)」キーを選択
    「Count」に式(Expression)入力モードでCounter変数を入力
  15. IEのタブを右クリックし「Press Key」→「Enter」を選択
  16. Break(ループの終了)ステップを追加