容量の大きなExcelファイルを読み込み、処理速度が遅くなった際の改善方法

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容量の大きなExcelを読み込む場合、ロボットの稼働するJVMのheap領域の制限により処理速度が遅くなる場合があります。また、システムから出力されたExcelファイルではなく、人が編集したExcelファイルには、場合によって表示情報の無いゴミデータが含まれ、必要以上にファイルサイズを消費するもの(具体的にはセルの書式設定情報など)があります。

 下記のいずれかの対処方法を検討・実施してください。

※記事内の「ワークキューモジュール」と「10.3.0.x 新機能紹介と利用ガイド」のご利用にはBizRobo! PORTALのアカウントが必要です。詳しくはこちらを参照してください。

■対象Excelファイルの不要エリア/書式設定を削除する

DS内にExcelファイルを読み込む際に、データが入力されていたが「Delete」や「Back Space」などのキーボード操作により表示データが削除され、余白としてセルデータのみ残っている不要なエリアを、行列レベルで削除してください。
また、セルの背景色などの書式設定を削除する事で、処理時間が短縮される事が確認できていますので、可能な限り書式設定を削除した、シンプルなExcelファイルとする事も検討してください。

■DSでのExcelファイルの処理形式を変更する

DS内へ読み込まれたデータはロボットが処理できる形式に変換されたのち、データ全体がロボット内のメモリ領域に展開され、データ量に比例してメモリ容量を消費します。

そのため、直接Excelファイル自体を読み込むのではなく、BizRobo!PORTAL>製品>BizRobo!Basic>アドオンパッケージ と 補助ツール内の「ワークキューモジュール」をダウンロードいただき、一旦処理対象のリストデータをワークキューモジュールに取り込んだ上で、都度必要なデータを処理する形式にすればメモリの消費量も節約できます。

■Built in Excelを利用する

DA Editor上でExcelファイルを直接操作できる機能です。

詳細については、BizRobo!POTAL>製品>BizRobo!Basic>ドキュメント>10.3.0.x 新機能紹介と利用ガイドをダウンロードの上、①Built in Excelの項目を参照してください。

■DBを利用する

ロボット作成時の注意点 (ロボット設計ガイドライン)の項目3,9を参照してください。

 

これらの対処方法を行っても改善されない場合は、DAの使用を検討してください

Excelファイル操作のDA使用の判断については『Excelファイルの操作におけるDSかDAかの分岐点を参考にしてください。

 なお、ロボット実行時の消費メモリ量の増大の原因と対処方法については『ロボットのメモリ消費量削減Tips (Variables編)を参照してください。

 

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