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サンプルロボットのダウンロード前に必ず『サンプルロボご利用にあたっての注意事項』を
ご一読いただき、お客さま判断でご利用いただきますようお願いいたします。
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・概要
Excelのループ処理の箇所を動的に変数で設定したい。
(「行のループ(Loop Rows)」ステップの「最初のインデックス(First Index)」項目を変数で指定することは可能か。)
・詳細
「行のループ(Loop Rows)」ステップの「最初のインデックス(First Index)」を変数で指定することはできませんが、他の方法はございます。
一例として「名前付き範囲設定(Set Named Range)」ステップで範囲名を定義し、
「行のループ(Loop Rows)」ステップ内の「ファインダー」タブで定義された範囲名を指定することで変数を用いての範囲指定が可能となります。
下記にサンプルロボットのURLを記載しておりますので、参考にご覧ください。
【ChangeLoopFieldByVariables.zip】
≪範囲指定条件≫
変数(Variable):rowNumber(Integer(simple))
指定範囲:Sheet1のA3~F7
≪サンプルロボットの簡単な流れ≫
①「Assign Variable(変数の割当)」ステップで、Loopを開始したい行数を「Value(値)」欄で指定し、rowNumber変数に格納します。
(サンプルロボットでは「3行目から」で指定しています。)
②「Set Named Range(名前付き範囲設定)」ステップの設定を行います。
○[Action(アクション)]タブ
サンプルロボットでは「Auto(自動)」で番号が自動で振り分けられる設定となっていますが、Range(範囲)名を定義する場合は
[Action(アクション)]タブ内で以下のような設定を加えます。
・RangeName(範囲名):Named(名前付き)を選択します。
・Name(名前):Range(範囲)に指定する名前を定義します。
○[Finders(ファインダー)]タブ
Range(範囲)欄で以下のような式を設定し、rowNumber変数を用いて範囲を指定します。
Expression(エクスプレッション):>>Sheet1!A<<+rowNumber+>>:F7<<
詳細は図1をご参照ください。
(図1.SetNamedRange_Finders_Expression画面)
③「Loop Rows(選択中の行をループ)」ステップの[Finders(ファインダー)]タブ内を以下の様に設定します。
・「Find At Named Range(指定した範囲を検索)」を選択します。
・Range(範囲):②で定義したRange(範囲)名を選択します。(サンプルロボットでは”1″です。)
・Use(使用):Whole of Range(範囲全体)を選択します。
詳細は図2をご参照ください。
(図2.RowsNumber_LoopRowsFinders画面)