Ver.10.3.0.2以前は「最大キュー格納可能ロボット数」が適切に動作しない

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事象

MCの「管理(Admin)」>「RoboServer(RoboServers)」>「設定(Settings)」>「クラスタ設定(Cluster Settings)」ダイアログの「Robot Execution」で「最大同時ロボット数(Max concurrent robots)」を設定できますが、Ver.10.3.0.2以前では不具合により適切に動作しません。

具体的には、通常「最大同時ロボット数」を超えてスケジュール実行されたロボットはMCのキューに格納されますが、Ver.10.3.0.2以前では不具合が原因でRSのキューに格納されます。

参考ナレッジ
MC/RSのロボット実行待ちキューの仕様と、ロボットの最大同時実行数を超えた場合の挙動について
3266_1.png

以下に不具合の具体例を示します。


具体例

<環境設定>
最大同時ロボット数:2
最大キュー格納可能ロボット数:3

この状態でRobotA~Fまでの6台を順に実行した場合、RobotA~Eまでの5台ロボットに対し実行命令が送られます。
この場合、「最大同時ロボット数:2」のためRobotA、Bの2台はRS上で実行されます。また、「最大キュー格納可能ロボット数:3」のため、RobotC~Eの3ロボットはRS上でキューイングされます。
RobotFについては実行されず、MCの共通キュー上にキューイングされます。
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発生条件

以下の条件をともに満たす場合に発生します。
・10.3.0.2以前のバージョンを使用する
・稼働中のロボットが「最大同時ロボット数」に達した状態でスケジュール、またはKappletからロボットを新規に実行する。

対処方法

「最大キュー格納可能ロボット数」を0に設定する。

<参考>ユーザーガイド(User’s Guide)

ロボットが Management Console のスケジュールで開始 される場合、このプロパティは "0" に設定する必要があ ります。すると、Management Console は共通のキュー を維持します。

※Ver.10.3.0.3以降のユーザガイド(User’s Guide)にも同様の内容が記載されている場合がありますが、Ver.10.3.0.3以降のバージョンでは、本不具合は修正されているため、0に設定する必要はありません。 

 

区分 発生Ver 改修ID 修正Ver
不具合 10.3.0.2  1153553  10.3.0.3

 

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