Derby Database(DevelopmentDatabase)のデフォルトスキーマの設定変更方法

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概要

DSには初期設定としてDerby Database(DevelopmentDatabase)のデフォルトスキーマが設定されています。
このスキーマを並列で処理されるロボットAではA_Schemaを、ロボットBではB_Schemaをデフォルトスキーマとして設定、というようにそれぞれのロボット用にスキーマを設定可能です。

※Installation Guide(Ver.10.4以降はTechnical Specifications)のシステム要件(System Requirements)にはDerby Databaseは記載されておりません。
トライアル利用でDerby Database(DevelopmentDatabase)を使用する場合は、下記の手順を参考にしてください。

 

作業手順

■Derby Database(DevelopmentDatabase)のスキーマを分ける方法

1.Windowsスタートメニューから「Start Development Database {バージョン}」を起動する。

2.DSにてメニューバーの「設定」をクリックする。
3.「Design Studio設定」をクリックする。

4.「ローカル データベース」タブをクリックする。
5.画面左の「Development Database」を右クリック→「コピー」を選択する。

6.画面左の白地部分で右クリック→「貼り付け」を選択する。
(「Development Database」がもう一つ作成される)

7.「名前」項目に任意のDB名をつける
8. 「スキーマ」項目に任意の名前を入力する。
9.「テスト接続」ボタンをクリックする。

10.「判定結果」ダイアログの「OK」ボタンをクリックする。

11.「Design Studio設定」ダイアログの「OK」ボタンをクリックする。

12.データベースビューの「Design Studio データベース」に新しく定義したスキーマが表示されたことを確認する。


■DSでDerby Database(Development Database)を使用する方法

1.DSのデータベースビューで、使用するDevelopment Database(スキーマ)を右クリックする。
2.「プロジェクトに追加」→対象のプロジェクトをクリックする。
(「データベース マッピングをプロジェクトに追加」ダイアログが表示される)

3.「名前」項目に任意のマッピング名を入力し、「OK」ボタンをクリックする。

4.対象のプロジェクト配下にデータベースマッピングが作成されたことを確認する。


■MCでDerby Database(Development Database)の新規スキーマを作成しマッピングする方法

1.MCの「Admin」タブを開く。
2.「RoboServers」タブを開く。
3.登録したい「Cluster」の「Settings」ボタンをクリックする。
(「Cluster Settings」ダイアログが表示される)

4.「Databases」の「Add Development Database」ボタンをクリックする。

5.各項目の情報を入力し、「Test」ボタンをクリックする。
6.「OK」ボタンをクリックする。

7.「Repository」タブを開く。
8.「Databases」タブを開く。
9.「New Database Mapping」をクリックする。
(「Add Database Mapping」ダイアログが表示される)

10.「Mapping Name」を入力する。
11.「Project」項目を入力する。
12.「Cluster」項目を入力する。
13.「Database Configuration」項目を入力する。
14.「Save」ボタンをクリックする。

15.「Databases」タブの画面にデータベースがMappingできたことを確認する。

 

参考

・新たにプロジェクトを作成する場合はMCでUser、Group、Project を作成し、権限設定する方法を参照してください。

・MCへのロボットのアップロード方法はロボットをMCからダウンロードする方法とMCへアップロードする方法を参照してください。

 

区分 確認Ver
手順 10.2